国内REIT投資信託である「三井住友TAM-SMT J-REITインデックス・オープン」は、資産のすべてがJリートにより運用される投資信託です。
http://www.smtam.jp/fund/detail/_id_33/
運用会社からの情報によると、以下のような投資比率となっています。
オフィス 57.3%
商業・物流等 27.3%
住居 15.4%
オフィスの比率が50%を超える一方で、住居が15%となっており、景気敏感型のリート投資信託と言えるかもしれません。この投資信託は、毎月分配型ではないリートですので、基準価格の上昇がモノをいうわけですから、この配分で問題はないのでしょう。
ここ3ヶ月の間で若干オフィスの構成比率が下がっていますが、これは利食ったのかもしれませんし、1%ほど減ったに過ぎませんので、なんとも言えないですね。
さて、運用成績ですが、実際2012年3月頃には基準価格7000付近をうろうろしていたのが、2013年3月には12000を超えるところまで上昇しています。資金流入も旺盛で、純資産総額も2倍以上に跳ね上がっています。
ちなみに、組み入れ個別銘柄ですが、日本ビルファンド(8951)12.2%、ジャパンリアルエステイト(8952)10.4%をそれぞれ1割以上ずつ、続いて日本リテールファンド(8953)、ユナイテッド・アーバン(8950)、アドバンス・レジデンス(3269)ということで、時価総額が大きな銘柄を充当に組み入れています。
ということは、これらの銘柄は、投資信託に資金が流入している間は、個別銘柄も上昇しやすいですが、逆は逆ということになりそうです。
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