クラウドファンディングでは、事業者が破綻しないか、適切な運営がなされるかが重要なポイントです。
今回は、不動産クラウドファンディングを展開するカチデベロップメント株式会社について、取り上げたいと思います。
victory fundとは
victory fundは、カチデベロップメント株式会社が提供する不動産クラウドファンディングのサービスです。主に不動産物件の再生や開発案件への出資となっており、エクイティ型です。
(エクイティ型とは)
【不動産クラウドファンディング】とは。~仕組みやシステム。利回りの比較~
不動産特定共同事業法に基づく電子取引業務ですから、運営者は、不動産特定共同事業法の許可を得ており、ネットで契約も完結します。
(不動産特定共同事業法とは)
【不動産クラウド】ファンディングの仕組みができるまで(不特法)。
案件の高利回りが特徴
victory fundのファンド一覧を見ていただくと、一目瞭然ですが、利回りが低くても8%あり、10%の案件も少なくありません。
1号ファンドでは、わたしも投資をしていましたが、10.5%の利回りで、すでに償還されていますので、実績は残したものといえましょう。
しかも、こちらでは、基本的に先着順となっておりますので、いつも抽選が当たらないと嘆いている方でも、時間を待って頑張れば、投資できる可能性ありという利点もあります。
事業者のカチデベロップメント株式会社とは
当該会社のホームページを参照しますと、まずトップページに「不動産価値の再生を目指して」から始まります。これは、当社が主に不動産再生案件を手掛けていることを示しています。
こうした再生案件は、手腕次第で多くの利益を得ることができるため、それがファンドの高利回り化につながっているものと思われます。
また、案件の2~4件目「小平市用地収益化プロジェクト」という開発案件のように、不動産に付加価値を生み出すことに主眼をおいているようです。
なお、本社は、東京都中央区日本橋にあり、設立は、平成9年7月です。
事業者としては、上場企業ではありませんし、一般的な知名度もなかった同社ですが、2023年2月現在の案件も12件となり、高い利回りの配当金を出し続けていますので、実績が重ねられてきたのではと思います。
ファンドの利回り平均
12件(2023.2.28時点) 平均年8.3%
※運用期間が1年に満たない場合は、1年に換算
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする