Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、前場強めで後場に入るといったん10ポイント程度の下落。日中を通して10ポイントほどのレンジで、前日比+10.98。

全体としては、上昇銘柄35、下落銘柄13、変わらず5となりました。個別銘柄では、主要銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)+2.42%と大幅続伸。同じくオフィス系主力のジャパンリアルエステイト投資法人(8952)+2.09%。この主要2銘柄が今週に入って積極的に買われています。長期金利も下がってきましたし、なかなか面白い雰囲気になってきたのではないでしょうか。ほかのオフィス銘柄も追従する可能性。

東証リート指数 1757.15(前日比+10.98)
日経平均 20,554.47(前日比-65.79)
TOPIX 1,672.22(前日比-0.65)

国債先物は大幅反発、長期金利0.370%に低下(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/2015/08/18/idJPL3N10T2BP20150818

現物債も堅調。先物同様に20年債入札結果の発表後に長期・超長期債利回りに強い低下圧力がかかった。国内銀行勢や年金勢を主体にした需要とみられている。5年債も強含みで推移。日銀は18日、国債市場の流動性に関する各種の指標を、今後、おおむね四半期に一度程度の頻度で定期的に更新し、ホームページに掲載すると発表した。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp低下の0.370%。(2015.08.18 ロイター)

なお、本日発表されました米7月住宅着工件数が予想を上振れています。
【市場反応】米7月住宅着工件数/建設許可件数(株探)
http://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201508180341

外為市場では予想を上振れた米国の住宅着工件数を受けてドル買いが優勢となった。ドル・円は124円23銭から124円35銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.1066ドルから1.1035ドルへ下落した。米商務省が発表した7月住宅着工件数は前月比+0.2%の120.6万戸と、市場予想118.0万戸を上回り、2007年10月来で最高となった。(2-015.08.18 株探)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日はJリートに投資する投資信託を取り上げていきたいと思います。まずは、純資産トップ3のご紹介です。今回から、毎週火曜日は、Jリート型の投資信託を見ていきたいと思います。

J-REIT・リサーチ(毎月決算型)

ニッセイ J-REITファンド(毎月決算型)

新光 J-REITオープン

昨今のJリート型投資信託におきましては、NISAの影響からだいぶ毎月分配金ではない投資信託が認知されてきたとはいいましても、純資産トップの投資信託は、毎月分配金型となっております。

J-REIT・リサーチ(毎月決算型)は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運営しています。純資産総額4,155.27億円ということで、国内投資信託のトップ30にも入ってくる規模であります。

その用途別組み入れ状況のトップ3を見てみますと、以下のとおりです。

総合型 61.08%
住居特化型 20.63%
オフィス特化型 8.50%

オフィス特化型がトップではなく、総合型が6割以上を占めています。総合型がトップということは、ある程度バランスが取れた割合になっているんだろうなとは思うのですが、実際の比率がなかなか見えにくいといいますか、運用会社が示してくれるか、1つ1つの銘柄で自分で計算するかしないとわかりません。

そして、組み入れ上位3銘柄は、アクティビア・プロパティーズ投資法人、アドバンス・レジデンス投資法人、森トラスト総合リート投資法人となっています。

また、予想配当利回りは、3.38%となっており、この利回りで月に65円、年780円の分配金を支払っています。最新の月次レポートですと、月末基準額が9,111円ですから、約8.5%の分配金利回りとしますと、その差は、ザクッと言ってしまうと投資信託のキャピタルゲイン及びいわゆるタコの足ということになります。

最新の月次レポート(7月)
http://www.smtam.jp/fund/pdf/_id_140815_type_m.pdf

なお、7月は、前月比- 406 円の基準額となり、約24億円の売り越しとなった様子。

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