Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから右肩下がり。日経平均に並び、ようやく14時に本日の安値をつけるまで、下落し続けています。前日比-54.46。

全体としては、上昇銘柄1、下落銘柄49、変わらず0となりました。ほぼ全面安。個別銘柄では、主要銘柄の日本ビルファンド投資法人(8951)-3.11%。昨日、+5.46%と上げていたコンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)-7.09%と大幅下落。

東証リート指数 1635.49(前日比-54.46) -3.22%
日経平均 16,930.84(前日比-714.27) -4.05%
TOPIX 1,375.52(前日比-63.15) -4.39%

国債先物が反発で引け、長期金利0.330%に低下(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/2015/09/29/idJPL3N11Z26B20150929

現物市場は長期・超長期ゾーンを中心にしっかり。世界経済先行き懸念を背景にしたインフレ期待低下の思惑からイールドカーブがフラット化。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.5bp低い0.330%に低下した。ただ、期末要因から投資家の様子見姿勢が強く、全般に薄商い。2年利付国債の入札(利率0.1%)では、最低落札価格が100円17銭5厘と市場の事前予想と一致し、無難な結果となった。(2015.09.29 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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毎週火曜日は、Jリート型の投資信託を見ていきたいと思います。

先月も取り上げましたが、8月分のレポートが出ておりましたので、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運営しているJ-REIT・リサーチ(毎月決算型)です。8月時点では、純資産総額4,155.27億円ということで、国内投資信託のトップ30にも入ってくる規模でありましたが、リート指数の下落に伴って、本日時点での純資産総額は3,919.45億円となっています。

8月末の基準価格は、8,385 円となっており、前月末から- 726 円でした。足元でも厳しい展開で、前日比-278円の8,286円にまで下落してきております。

その用途別組み入れ状況のトップ3を見てみますと、以下のとおりです。7月からの推移も見てみます。

総合型 61.08% → 56.60%
住居特化型 20.63% → 25.64%
オフィス特化型 8.50% → 8.74%

総合型の割合が減少し、住居特化型の割合が増えています。これは、7月末から8月末にかけては、どの種別指数も下落となっていますので、価格変動によって組み入れ割合が変化したという要素が強そうです。なお、レポートには、「日本リテールファンド投資法人、GLP投資法人などを売却しました。」とあります。

毎月分配金型の投資信託の場合、下落局面では、リート要因による基準価格下落に加え、タコ配となる毎月分配金による下げも加わりますから、なかなか厳しいところを向けている印象です。

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