Real Estate Investment Trust
a0002_001042
 

商社である双日が米国の不動産会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド、国内の不動産運用会社アジリティー・アセット・アドバイザーズなどと組んで日本リート投資法人(3296)を上場するとリリースしています。

「日本リート投資法人」の投資口の東京証券取引所上場承認のお知らせ(双日)
http://www.sojitz.com/jp/news/docs/20140320c.pdf

個人的には、名称がいかにも日本を代表するリートっぽすぎるので、なんとか他の名前にしてもらいたいのですが。いったいどういった経緯で、と思います。

ちなみに、Jリート中商社が親となっている投資法人は以下のとおりです。

丸紅 ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)
伊藤忠 アドバンス・レジデンス投資法人(3269)
三菱商事 産業リート投資法人(3249)、日本リーテルファンド投資法人(8953)
三井物産 日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)

8967以外は、過去すべて所有したことがあります。産業リート以外の3銘柄は今も持っていますが、産業リートは手放したことを悔やんでしまうくらいの成長を見せています。

どのリートも勝ち組リートに入っていると思っています。8960,3269,8953の3銘柄は、他のリートを取り込んで、いわゆる負のれんを武器に非常に安定した分配金をもたらし続けています。だからといって、双日リート(と言ってしまいますが)もそうなるとは限りませんが。

なお、運用資産規模は約600億-700億円程度になる見込み。双日株式会社が67%を出資する双日リートアドバイザーズ株式会社が運用を行います。上場時のポートフォリオはオフィスビル13棟、住宅7棟の計20棟、取得額は704億円、平均NOI利回りは5.0%と報道されています。

双日が運用する日本リート投資法人が4月24日東証上場へ(japan-reit.com)
http://www.japan-reit.com/topic/2014/1898

これで、大手商事どころでリートを運用していないのは、住友商事くらいになったということでしょうか。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。