Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、安く始まりましたが、前場から後場にかけて日中徐々に戻す展開となりました。前日比プラス3ポイント程度。

本日の売買代金は、およそ27,859百万円でした。値上がり銘柄30、値下がり銘柄13、変わらず1銘柄となっています。指数としては、プラス3ポイント程度でしたが、それ以上に上昇した感があります。

本日印象的でしたのが、大型の旗艦銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)1%後半の下落となった一方で、ヒューリックリート投資法人(3295)などあちらこちらでは、4%、5%の上昇と花火が上がっていたことであります。

比較的金融機関や投資信託が保有している大型のオフィス系銘柄が売られているのは、この時期だからだろうかと思いながら眺めていますし、一部銘柄で大きく反発し始めているのも、銘柄によっては、そろそろ感からの足が出始めているのかもしれません。

国債先物は反落、長期金利0.605%に上昇(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0ML1HZ20140324

現物債は終盤に長いゾーンを中心に益出しがみられた。イールドカーブはスティープ化の形状。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp上昇の0.605%。(2014.03.24 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日は、といいますか、Jリート関係の本を読みましたので、今週か来週くらいにかけまして、ちょっと紹介したいと思います。

Jリート関係に特化した投資本というものは、数自体多くはありませんので、あまり読んだことがなかったのですが、今回ひょんなことから、読む機会がありました。

個人的なことですが、Jリートへの投資を始めたのは、リーマンショック後にニューシティレジデンスという投資法人が潰れた頃でありまして、分配金利回り10%を超える銘柄がそれこそゴロゴロと転がっていた時期であります。その頃購入していた銘柄は、軒並み現在も購入単価に対する分配金利回りは10%を超える銘柄ばかりとなっています。

今回ご紹介する本は、まさに同じような頃にJリートへの投資を実践していた著者である伊山俊介氏によるものであります。

Jリート市場は宝の山

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こちらの本は、2010年に発行されています。実際、あの当時から投資を続けて見えた方には、非常に懐かしいといいますか、あの銘柄の昔のスポンサーはあの会社だったなあとか、銀行がぼったくりの金利を弱小Jリートにふっかけていたとか。

実は、こちらの本、当時から名前は知っていたのですが、題名の「Jリート市場は宝の山」というキャッチーすぎるものでしたから、巷によくある投資本だと思って、最近まで読んだことがありませんでした。

この本が著者の初単行本とのことです。売れたかどうかはわかりませんが、著者は自身も2億を運用し、分配金収入で年間1200万だそうですから、売れても売れなくても続編が出ていないのは、商業的な必要がないからなのかもしれません。

これから、何回からにわけて、取り上げていきたいと思います。

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