クラウドファンディングでは、事業者が破綻しないか、適切な運営がなされるかが重要なポイントです。
今回は、不動産クラウドファンディングを展開するプロパティエージェント株式会社(3464)について、取り上げたいと思います。
また、独自のコインを使って、現金+コインという現金利回りを上げる投資法が可能な仕組みもありますので、ご紹介します。
Rimple(リンプル)とは
Rimple(リンプル)は、東証1部上場会社プロパティエージェント株式会社が提供する不動産クラウドファンディングのサービスです。主に賃貸用マンション不動産への出資となっており、エクイティ型です。
(エクイティ型とは)
【不動産クラウドファンディング】とは。~仕組みやシステム。利回りの比較~
不動産特定共同事業法に基づく電子取引業務ですから、運営者は、不動産特定共同事業法の許可を得ており、ネットで契約も完結します。
(不動産特定共同事業法とは)
【不動産クラウド】ファンディングの仕組みができるまで(不特法)。
ポイント投資が可能
Rimple(リンプル)のオススメは、ポイントによる投資が可能というところです。現在のところ、永久不滅ポイント、ポイントサイト「ハピタス」「モッピー」、WillsCoin、プレミアム優待倶楽部ポイントが対応済みです。
その仕組みは、以下のようです。各ポイントからリアルエステートコインというリンプル独自のコインに変換し、そのコインにより案件への投資ができます。
つまり、元手として最大0で投資ができることになります。現金利回りという意味でいくと、金額によってはかなり高いものになります。
なお、永久不滅ポイントは、1000Pでリアルエステートコイン4500円分、プレミアム優待倶楽部では、3000ポイントがリアルエステートコイン4000円分になるなど、交換比率が異なります。
こうした交換比率の違いを上手に利用すれば、より投資効果を高めることができると思います。
そして、大家.com等多くの不動産クラウドファンディングの仕組みと同様、事業者自身が劣後出資を行い、投資家の出資毀損リスクをできる限り軽減する仕組みとなっています。
【不動産クラウド】大家.comを運営する㈱グローベルスについて
事業者のプロパティエージェント株式会社とは
プロパティエージェント株式会社(3464)は、東証1部上場の企業です。本業は、クレイシアシリーズという居住用マンションの販売や収益用の区分マンションを提供しています。
2004年設立、2015年上場ということで、比較的新しい会社です。歴史の長い不動産会社にありがちな、ドロドロをした逸話はみかけません。
事業者が上場会社ということなので、四季報などで業績が確認できるという利点があります。
業績は、年々増益を続けており、2020年度も続く2021年度も増収増益予想です。
ファンドの利回り平均
54件(2023.2.25時点) 平均年1.8%
※運用期間が1年に満たない場合は、1年に換算
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