Real Estate Investment Trust
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買い付けを入れるリート(不動産投資信託)を選ぶ際に、いろいろな指標や運用している用途別の状況、はたまた不動産市況まで、様々な角度から検討をすることは、大切なことかと思います。

大事な資金の投資先を決めるわけですから。

しかしながら、私と同じく、残業当たり前で土日も普通に仕事のある真っ黒な会社に務めている方や経営者の方もいると思います。

ということで、今回は極論といいますか、リートの選び方これだけ、と言うならば、やはり分配金です、ということをお伝えしたいと思います。

不動産の専門家の方やリートにお詳しい方からすると、まゆをひそめる内容かもしれません。

ですが、時間がない普通の投資家として、限られた時間の中で、リートを選ぶとすれば、わたしが材料とするのは、分配金しかありません。

2014年書いた古い記事だけど、この記事のこの本が原点。
Jリート投資本「Jリート市場は宝の山」その4 ある観点を軸とした銘柄選別

将来の分配金を見極める

投資家がリートに何を求めているかを考えてみた場合、一義的にキャピタルゲインを求めるなら、株式だとか仮想通貨を選択するでしょう。

リートには、やはり分配金によるインカムゲインの取得が期待され、そのためには、分配金が安定的に支払われること、中長期的に上昇すること、が求められていると思います。

その意味で、我々投資家が見通すべきことは、他の投資家よりも一歩先まで、分配金の行く末を見極めることのはずです。

不動産のプロなら、リート投資巧者?

当ブログでは、よくその投資法人の歴史や現在の不動産市況を少しリアルな形で記事にすることもありますが、それはリートに親しんでもらえるよう書いていることです。

実際、不動産のプロや職業柄詳しい方々の記事やつぶやきを読みながら、不動産市況に通じていたり、エリアや個々の物件のことまでに詳しくないとリート投資では、不利なのではないかと思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

しかしながら、私たち投資家の立場で最優先なことは、リート投資を通じて、利益を享受することでしたよね。

実際に不動産を仲介したり、売り買いする不動産のプロなら、不動産市況に通じている必要があります。そのことが自己の業績に直結するからです。

一方で、リート投資では、不動産のプロや不動産市況に詳しい人が有利とは限らないと考えています。

ですので、投資対象が不動産というだけで、リート投資を選択肢から外す必要はありません。

投資法人が開示している資料を読み込む

リートは、不動産投資信託であり、どうあっても株式市場で取引される株式投資の1種です。

であるとするなら、株式投資と同様、企業から出されている資料や決算を読み込んで、将来の企業の価値を見極める。これが一番重要なことだと考えます。

そこにおいては、不動産のプロも我々投資家も違いがありません。むしろ、IR資料を見慣れている投資家目線の方が優位かもしれません。

そして、リートにおいて、分配金が事業の結果であり、その将来の上下を見極めることが投資家が一番すべきことだと思います。

投資法人の決算説明資料や決算短信をよく読んでみることから始めましょう。

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