今回は、投資するとお米がもらえる不動産クラウドファンディング案件が登場しましたので、ご紹介します。
昨今の不動産クラウドファンディング市場は、投資倍率が上昇しており、先着申込方式の案件では、早くクリックした投資家が投資できるクリック合戦が発生しています。
一方、不動産クラウドファンディングを運用する事業者も増えており、特に大型の案件を募集するにあたっては、多くの投資家を獲得する必要もあるようです。
出資に参加すると、お米がもらえるなんて、まるで株主優待のようだね。
WARASHIBEとは
不動産クラウドファンディング案件を提供するWARASHIBEは、株式会社SATASが運営しています。
株式会社SATASは、1999年7月1日に設立され、不動産特定共同事業の許可を得て、中古区分マンションの運用を手掛けています。
現在は、新規募集を停止していますが、ゆうゆう倶楽部というプラットフォームで、1口100万から東京の中古区分マンションに投資するスキームを運用しています。
ネット上の情報では、元本割れなどの特段の問題もなく、終了し、2019年からWARASHIBEを開始しています。
株式会社SATASは、上場会社ではなく、一般的には、あまり認知度も高くない企業ですが、10年以上の不動産特定共同事業の実績がある点は、プラス評価かと思います。
WARASHIBEの特徴
WARASHIBEでは、株式会社SATAS自身も案件に出資をし、元本・分配金の損失はまず株式会社SATASが負担する(優先劣後)ということになっていますが、この点は、他の事業者の不動産クラウドファンディング事業も同様です。
他の事業とは異なる点では、投資期間中に現金が必要となった場合は、手続き完了後であっても、原則として翌月に換金することができるという点です(手数料は必要)。
不動産クラウドファンディングでは、一度出資すると資金が数か月から数年拘束される点が株式投資と比べてデメリットです。
この点をカバーして、他の事業者との差を付けていこうという試みかと思います。
新規出資者獲得の試み
WARASHIBEにおいてみられる新たな試みがもう一つあります。それは、新規出資者獲得に向けた積極的な動きです。
令和3年5月21日から募集された田端 EXITファンドⅠは、抽選方式により募集されましたが、新規出資者は、当選確率3倍とされ、同年6月11日から募集となった三宿エリア複合ビル案件では、新規出資者に3%分のアマゾンギフトが提供されます。
つまり、ファンドで5%、アマゾンギフトで3%の合計8%の出資益があることになります。
わたしは、この三宿エリア複合ビル案件に出資したので、権利がなくなりましたが、続く6月25日から募集が始まる伊東市川奈 高級リゾート開発用地 ≪EXITプラス≫では、初めて出資すると、なんとお米5kgがもらえるという案件です。
総募集額¥ 250,000,000を目指しており、この案件をこなすために、積極的な新規出資者募集を行ってきたようにも思えますね。
具体的には、 10万の出資で5kgのお米がもらえます。はじめてのクラウドファンディングに検討してみてはいかがでしょうか。
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