年間60万円、月平均5万円の分配金を受け取れるとしたら、生活にちょっとした潤いや余裕が生まれますよね。そんな余裕をJリート投資で実現するとしたら、を考えてみます。
1,200万までは、NISA口座で運用し、1,200万超の部分は、特定口座での課税(20.315%)を考慮し、「将来、税金を引かれた後で手元に年間60万円、月平均5万円が残る状態」をゴールとしたシミュレーションを作成しました。
シミュレーションの前提
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目標受取額: 年間60万円(税引後)
- 投資先は、分配金利回り年4.2%(税引前)の「NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(1343)」
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NISA成長投資枠: 1,200万円(分配金は非課税)
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NISA分からの受取額:1,200万円 ×4.2% = 504,000円
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不足分(特定口座で補う分): 600,000円 – 504,000円 = 96,000円(税引後)
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特定口座では分配金に20.315%課税されるため、逆算すると約120,500円の税引前分配金が必要です。
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必要資産残高(合計): 1,200万円(NISA) + 約287万円(特定口座) = 1,487万円
1. 各期間の精密積立シミュレーション
目標額1,487万円を達成するための、税金・複利を考慮した積立額です。
| 期間 | 月々の積立額(目安) | 投資元本の総額 | 運用益(累計再投資額) | 最終資産残高 |
| 5年 | 223,500円 | 13,410,000円 | 1,464,182円 | 14,874,182円 |
| 10年 | 97,000円 | 11,640,000円 | 3,243,156円 | 14,883,156円 |
| 20年 | 41,500円 | 9,960,000円 | 4,924,960円 | 14,884,960円 |
| 30年 | 23,300円 | 8,388,000円 | 6,505,798円 | 14,893,798円 |
2. 10年間の詳細推移(月97,000円積立)
NISA枠を使い切った後、特定口座分のみ課税再投資されるプロセスを反映した推移です。
| 経過年数 | 投資元本の累計 | 運用益(累計再投資額) | 合計資産残高 | 備考 |
| 1年目 | 1,164,000円 | 27,030円 | 1,191,030円 | 全額NISA |
| 2年目 | 2,328,000円 | 109,241円 | 2,437,241円 | 全額NISA |
| 3年目 | 3,492,000円 | 249,504円 | 3,741,504円 | 全額NISA |
| 4年目 | 4,656,000円 | 452,042円 | 5,108,042円 | 全額NISA |
| 5年目 | 5,820,000円 | 721,438円 | 6,541,438円 | 全額NISA |
| 6年目 | 6,984,000円 | 1,062,639円 | 8,046,639円 | 全額NISA |
| 7年目 | 8,148,000円 | 1,481,003円 | 9,629,003円 | 全額NISA |
| 8年目 | 9,312,000円 | 1,982,310円 | 11,294,310円 | 全額NISA |
| 9年目 | 10,476,000円 | 2,569,675円 | 13,045,675円 | 途中から特定口座 |
| 10年目 | 11,640,000円 | 3,243,156円 | 14,883,156円 | 目標達成 |
運用のアドバイス
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投資額: 10年で達成する場合、毎月「9.7万円」の投資が必要ですが、これは分配金を再投資する複利がなせる業です。ただの現金を積み立てる場合は、さらに多くの拠出金が必要になります。分配金の再投資である運用益3,243,156円が効いているのです。
また、分配金の再投資により、投資期間が長い(始めるのが早い)ほど、毎月の投資額が少なくて済みます。 -
出口の受取額: 10年後の1,488万円から出る分配金は、NISA分(50.4万円)+特定口座分(税引後 約9.6万円)=合計 約60万円。これで、毎月5万円が手元に残る状態が完成します。
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物件の検討: 今回は1343(東証REIT指数)を想定しましたが、投資法人の個別銘柄(J-REIT)の中には利回りが5%を超えるものもあります。それらを組み合わせることで、積立額をさらに抑えることも可能です。

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