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本日の東証リート指数は、6ポイントほどのレンジを上下する展開となりましたが、前日比ほぼ変わらず。日経平均は下落していましたが、1日早く下がっていたこともあり、無風。

値上がり銘柄26、値下がり銘柄16、変わらず4銘柄となっています。

個別では、分配金を上方修正したジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)が相変わらず強く、星野リゾート・リート投資法人(3287)も投資口価格100万目前まで上昇してきました。

国債先物は続伸、長期金利が再び0.5%(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0QW1YP20140826

物債も長いゾーンを中心に利回りに低下圧力がかかった。40年債入札を無難に通過し、30年債利回りは1.625%と7月18日以来の低水準を付けたほか、20年債利回りは2013年4月10日に付けた1.310%を視野に入れた。年金勢を中心としたニーズとみられている。10年334回債利回りは同1bp低い0.495%と8月19日以来となる0.5%割れ。(2014.08.26 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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何かと支援材料の多い昨今のJリートですが、長期金利も0.5%割れということで、リートの利回りとのスプレッド面からも材料の一つとなっています。

さて、以下のような記事が掲載されていましたので、ご紹介します。

【鈴木雅光の投信Now】上昇続くJ-REITに盲点はないのか(サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2014&d=0826&f=business_0826_037.shtml

年末にかけての注目ポイントは、外国人投資家によるJ-REITへの投資意欲が盛り上がるかどうかだろう。外国人投資家は徐々にJ-REITを買い越してきている。彼らはスプレッドよりも家賃動向に注目しており、ここに来てオフィスビルの空室率が低下していることに目を付けている。ちなみに2006~2007年にかけて、東証REIT指数が2000ポイントまで上昇した背景にあったのは、賃料相場上昇を材料にした外国人投資家の買いだった。外国人投資家の買い越しが続けば、年内1800ポイント乗せの可能性が高まりそうだ。(2014.08.26 サーチナ)

スプレッドの材料に加えて、外国人投資家による家賃上昇、ひいては分配金の上昇を見込んだ買いが入っているということでしょう。この流れに乗るということであれば、東証リート指数を買うというのももちろんありえるわけですが、分配金の上昇が見込める銘柄について、法人側が次の期の分配金予想を出す前に、投資をしておくというのがJリートの個別銘柄投資のベターな手法ではないかと個人的には考えています。

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