Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、前場にいったん上に行く向きも見せましたが、後場には1500台割れ。引け際の粘りで若干のプラス。

本日の売買代金は、およそ18,399百万円でした(日本リート投資法人を除く。)。値上がり銘柄15、値下がり銘柄26、変わらず4銘柄となっています。東証リート指数は、僅かに上昇していますが、その実は値下がり銘柄が多くなっています。

種別でも全種別とも商いが減少。指数としては、商業物流系と居宅系は下落していますが、オフィス系が上昇となったため、全体指数を支えました。オフィスは、昨日三鬼商事から発表された都心5区の賃料の上昇傾向が下支えとなったように思います。

国債先物は小幅続落、長期金利0.605%に上昇(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0NY2BX20140512

現物市場は長期ゾーンが先物との連動性を強め、超長期ゾーンはあすの30年債入札を前に調整地合いになった。20年債と30年債のスプレッド拡大を意識した20年債売りもみられていた。5年債は弱含み。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.605%。(2014.05.12 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日は、週初ですから、久々に予定通り投資信託に関する話題とします。

純資産額2位に「新光USリート」浮上、リート全体では持ちすぎ懸念も(モーニングスター)
http://www.morningstar.co.jp/msnews/news?rncNo=1249382&newsType=fund

新光投信の「新光 US-REITオープン」(以下、新光USリートの純資産額が25日、1兆1651億円に達し、国際投信国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(以下、グロソブ)の1兆1636億円を上回り、国内公募追加型株式投資信託で2位となった。「グロソブ」は1日に、フィデリティ投信の「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」(以下、フィデリティ・USハイ)に首位の座を明け渡したばかり。(2013.04.28 モーニングスター)

少し前の記事ではありますが、グローバルREITファンドでトップの純資産額である「新光 US-REITオープン」が全体のランキングでもついに2位に躍り出ました。

実際、最近のグローバルREITファンドは、新年に入ってからずっと、米国リートを中心に堅調な動きが続いております。基本的に、グローバルREITファンドといえば、米国リートの組み入れ率が5割以上という投資信託がほとんどですから、米国リートと運命を共にするみたいなところがあるわけです。

その米国リートが安定した長期金利と株高の継続という2重のぬるま湯に浸っている間は、引き続きの好調を維持する公算が高いというわけでして、かくゆう私も個人的には、NISA口座には、グローバルREITファンド1本にしておけばよかったと思うほどであります。

問題は、今後の推移ということになろうかと思いますが、やはり米国リートの場合は、長期金利の推移を見続けつつ、昨年の5月下旬のような株式急落というようなことがまたあるか、というところで注視していくほかなかろうかと考えます。

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