Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、前場は利益確定から買い戻しといった展開でしたが、後場になると、下落。後場になってからの日本国債10年が落ち着いたにも関わらずの動きですから、それよりも日経平均やTopixのチャートを横目に動いているような相場となりました。

10年国債利回りも後場になってからは、前日比変わらずの水準に落ち着いたのですが、前場で0.640%付近へと上昇して推移していたことで、今日はとりあえず様子見しようとの意思が働いたのかもしれません。個人的にもそんな感じでした。長期金利という面では、例えば今年5月のような乱交下はないかなど、心理的にはもうしばらく様子を見たいといった感があるのではないでしょうか。

長期金利終値、0.630%で変わらず(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131118/fnc13111816460008-n1.htm

 18日の国債市場は、長期金利の指標となる新発10年債(331回債、表面利率0.6%)の利回りが前週末終値と同じ0.630%だった。  朝方は海外株式市場の上昇で債券を売る動きが先行したが、東京株式市場の下落基調を受けて債券を買う動きが優勢となり、金利の上昇幅は縮小した。(2013.11.18 産経ニュース)

本日の売買代金は、およそ22,404百万円でした。値上がり銘柄11、値下がり銘柄27、変わらず4銘柄となっています。代金としては、300億円から200億円へのボリュームダウンです。ダウンしている中で、後場に入った直後に時価総額の多い銘柄を中心とした大きな売り入ったことから、指数も急落しています。

本日は、全体的に各銘柄とも先週末との出来高の格差が多くなっていますが、出来高をある程度保った銘柄はおおよそ値を保った格好となっています。普段はあまり注目されないはずの日本賃貸住宅投資法人(8986)は、出来高倍増で一時1.5%弱の上昇率となっていました。

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日は、週初ですから投資信託関連の話題にさせていただくのが通例なのですが、東証より10月の「投資部門別 不動産投資信託証券売買状況」が発表されておりまして、まだご紹介できていませんでしたので、こちらを優先したいと思います。

投資部門別 不動産投資信託証券売買状況(金額)
http://www.tse.or.jp/market/data/sector/b7gje6000001k9ka-att/J_reit_m1310.pdf

10月は、トータルで5,656,591千円の買い越しとなっています。内訳としては、銀行を中心とした金融機関は、6,482,59千円となっており、3ヶ月連続の買い越しです。ただし、9月よりもかなり買い越し額を縮小してきています。

また、投資信託ですが、47,193,498千円の大幅買い越しです。こちらも9月よりは買い越し額が減少していますが、引き続きの買い越し水準です。日本の個人投資家は、個別では売って、投資信託では買って、ということをかなり長い間続けています。

その個人投資家ですが、45,194,492千円の売り越しということで、数字的には、まさに投資信託で買った分を売っている形になっています。9月も大幅に売り越しており、この傾向は変わっていません。

最後に、外国人投資家ですが、11,961,64千円の買い越しです。9月は、34,510,465千円売り越していましたので、3分の1程度買い戻した格好です。2ヶ月連続の売り越しで止まったことになります。外国人投資家は、もともと4月に大幅に買い越して以来、トータルではその3分の1から2分の1くらいは売っていますが、それを投資信託が吸収してきています。そのため、売買シェアは、40%まで落ちてきており、代わりに投資信託のシャアが上がってきている状況です。

このように、相変わらず投資信託の影響力は大きいわけですが、この傾向はNISAが始まる14年以降もしばらく続くのではないかと思いますし、そのことによる底上げ効果は期待できるのではないかと考えています。ただ、投資信託の怖いところは、その流れが逆転し始めると、リーマンショック後の相場のように、ズルズルと下げ続ける大きな要因にもなる点には留意が必要と思われます。

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