Real Estate Investment Trust
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今週29年8月7日から8月10日にかけてのリート市場の相場を振り返っていきたいと思います。

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今週のJリート(reit)

東証リート指数の週末終値は1686.27となりました。前週末終値が1702.04でしたから、15ポイント程度の下落となりました。場中1700ポイントにのせる場面もありましたが、終値ベースでは、1700台で引ける日はありませんでした。

今週の最安値は、週末場中の1681.38、最高値は、週初曜場中の1704.50でした。2週にわたる大幅続伸で1700台を回復した後は、1週1700キープし、今週は、やや下落ということになっています。

s512_f_business_28_0 今週の主なニュース
今週は、以下のとおり、日米不動産関連の指標がでています。
10日(木)三鬼商事オフィス統計

10日(木)オフィス空室率3.22%に低下 東京都心5区の7月末(ロイター)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDJ10H0T_Q7A810C1000000/

 オフィス仲介大手、三鬼商事(東京・中央)が10日発表した東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の7月末時点の空室率は3.22%と6月末に比べて0.04ポイント下がった。低下は2カ月連続。完成済みの大型ビルでまとまった空室が埋まる例が複数あった。業績拡大に伴いオフィスを広げたり、効率化のために複数の事務所を統合しようとしたりする企業の需要が根強い。(中略)都心5区の平均募集賃料は3.3平方メートル当たり1万8916円と6月に比べて52円(0.28%)上がった。上昇は43カ月連続。空室の少なさを背景に、既存ビルの賃料がじわじわと上昇を続けている。ただエリアの上限近い賃料を提示していたビルで、値下げに動いた事例もあるという。(290802 ロイター)

s32_f_event_33_1nbg 長期金利
〔マーケットアイ〕国債先物は続伸、長期金利変わらず0.055%(ロイター)
https://jp.reuters.com/article/tokyo-dbt-idJPL4N1KW2L7

現物債は高安まちまち。中期ゾーンは日銀オペ結果で需給の緩みが意識されたことなどから調整地合いになった。超長期ゾーンは30年債と40年債に国内銀行勢とみられる買いが継続する一方で、20年債は益出しで金利に上昇圧力がかかった。(中略)10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.055%。出来値ベースでみると、6月28日以来の水準となった。(290811 ロイター)

次に、Jリートと10年国債との利回り差の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。
東証リート指数がやや下落となり、予想平均利回りが上昇しました。一方で、国債長期利回りが低下したため、両者のスプレッドは拡大しています。

2017年8月10日時点
リート予想分配金利回り  4.00%→4.01%→4.05%
国債10年物最長期利回り  0.070%→0.065%→0.055%
スプレッド        3.930%→3.945%→3.955%
米国債10年        2.29%→2.22%→2.19%
※リート予想分配金利回りは、japan-reitより
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

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 指数の推移

以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。

オフィス 1686.22(2.3%)→1676.04(△0.5%)→1663.75(△0.7%)
商業物流 2136.32(1.3%)→2137.84(0%)→2111.81(△1.2%)
住宅   2406.86(1.3%)→2448.30(1.7%)→2428.66(△0.8%)
全体   1702.27(1.8%)→1702.04(0%)→1686.27(△0.9%)
不動産株 1399.74(0.3%)→1391.47(△0.5%)→1373.28(△1.2%)
日経平均 19959.84(△0.6%)→19952.33(0%)→19729.74(△1.1%)

東証リート指数及び日経平均は、週ベースでは、ともに1%前後の下落となっています。2週連続で、東証リート指数も日経平均も同じような形になっています。

種別指数では、商業物流系が少し大きめに下落となっています。
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l_e_new_340 今週の主なリリース

7日 資産の取得に関するお知らせ(赤坂ガーデンシティ(持分追加取得))(ジャパンエクセレント投資法人)
http://www.excellent-reit.co.jp/site/file/tmp-Kk9WC.pdf

今週の決算発表

以下は、今週決算発表のありました投資法人の一覧と前回決算の当ブログ記事リンクです。

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s512_f_business_28_0 来週の主なスケジュール

来週のリートに関する日米の主なスケジュールは、16日(水)米7月住宅着工件数が予定されています。

来週の決算発表

日本プライムリアルティ投資法人 第31期決算発表
日本ビルファンド投資法人 第32期決算発表
フロンティア不動産投資法人 第26期決算発表
MCUBS MidCity投資法人 第22期決算発表
日本リート投資法人 第10期決算発表
ジャパンエクセレント投資法人 第22期決算発表

今週は、雇用統計後の週でした。その結果が悪くない内容でしたことから、米国国債市場の動向が注目されるところでしたが、週末には、長期利回りが2.19%にまで低下し、日本国債のそれも0.055%と久々の低水準となっています。

こうした国債市場の動きの割には、リート相場は反応していない気がしていますので、引き続き来週再来週の国債長期利回りの動きには、留意していきたいところですが、いわゆる夏枯れ相場の中で、どの程度正常な値動きとなるかは分かりませんね。

なお、来週は、6月決算の投資法人の決算発表ラッシュっとなっています。今週発表されたオフィス統計が引き続き良好な環境となっていますので、日本ビルファンド投資法人(8951)などのオフィス系リートの結果に注目していきたいところです。

また、昨今のリート相場の弱い展開と各投資法人の分配金増配傾向により、以下のような記事も出ています。

4%超え銘柄が急増 REIT、長期投資も有力選択肢に(日本経済新聞)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18990090Z10C17A7000000?channel=DF280120166576

価格下落に伴い、REIT分配金利回り(以下、利回り)の魅力が増している。6月末時点で、上場58銘柄の利回りは単純平均で4.5%、加重平均でも13年9月初旬以来となる4%超まで上昇している。銘柄の数で見ても、58銘柄中36銘柄の利回りは4%超えだ
これまでこの連載では「REIT投資は短期での売却を基本とすべし」と書いてきたが、ここまで利回りが高い銘柄が増えてくると、長期目線でのREIT投資も選択肢に入ってきたのではないかと考えている。銘柄を選別すれば、長期での分配金収益で価格下落分を十分に補える可能性が高い。(280803 日本経済新聞)

とはいいましても、上記記事の長期目線がどのくらいの長期のことを差しているのかといったところはあろうかと思います。オリンピックという一段転機もありますから、どこまでを見据えるかという視点は必要かと思われます。

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。

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