Real Estate Investment Trust
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今週29年7月3日から7月7日にかけてのリート市場の相場を振り返っていきたいと思います。

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今週のJリート(reit)

東証リート指数の週末終値は1662.32となりました。前週末終値が1694.36でしたから、30ポイント程度の大幅下落となりました。2週連続で30ポイント近く下げており、28年1月の水準です。

今週の最安値は、水曜の場中の1649.82、最高値は、週初場中の1699.75でした。週間の落差が50ポイントもありました。

s512_f_business_28_0 今週の主なニュース
今週は、以下のとおり、日米不動産関連の指標がでています。
7月7日(金)米雇用統計

7月7日(金)米雇用統計、6月は22万2000人増 失業率は4.4%(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H6N_X00C17A7000000/

米労働省が7日発表した6月の雇用統計(速報値、季節調整済み)は、景気動向を敏感に映す非農業部門の雇用者数が前月比で22万2000人増えた。増加幅は市場予測(17万人程度)を上回り、4カ月ぶりの高水準。好調な雇用情勢が確認され、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続や9月にも見込まれる資産圧縮の開始決定に追い風となりそうだ。失業率は4.4%。(290707 日本経済新聞)

s32_f_event_33_1nbg 長期金利
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は横ばい、長期金利0.085%に低下(ロイター)
https://jp.reuters.com/article/tokyo-dbt-idJPL3N1JY00M

現物債市場は、前半に金利への上昇圧力がかかっていたが、日銀が通告した国債買い入れで、オファー増額と同時に「指し値オペ」に踏み切ったことから反転低下基調になった。特に、日銀オペの結果が強かった超長期ゾーンの金利に強めの低下圧力がかかった。中期ゾーンは横ばい。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比1bp低下の0.085%。一時0.10
5%に上昇する場面があった。(290707 ロイター)

次に、Jリートと10年国債との利回り差の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。
東証リート指数が大幅な続落となり、予想平均利回りが上昇しましたので、両者のスプレッドは大きく拡大し、スプレッド4%台にのせてきました。

2017年7月7日時点
リート予想分配金利回り  3.93%→4.00%→4.09%
国債10年物最長期利回り  0.055%→0.085%→0.085%
スプレッド        3.848%→3.815%→4.005%
米国債10年        2.144%→2.304%→2.39%
※リート予想分配金利回りは、japan-reitより
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

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 指数の推移

以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。

オフィス 1693.48(△0.6%)→1656.97(△2.1%)→1631.51(△1.5%)
商業物流 2178.32(△1.0%)→2143.27(△1.6%)→2101.14(△1.9%)
住宅   2468.21(△0.7%)→2446.49(△0.8%)→2377.56(△2.8%
全体   1724.71(△0.8%)→1694.36(△1.7%)→1662.32(△1.8%)
不動産株 1425.73(△1.7%)→1432.79(0.4%)→1392.19(△2.7%)
日経平均 20132.67(0.9%)→20033.43(△0.4%)→19929.09(△0.5%)

東証リート指数は、先週に引き続き大幅下落となりました。一方で、日経平均も下落となっていますが、中でも不動産株はリート指数を超える下落となっています。

種別指数では、住宅系リートが全体指数の下落幅を超える大幅下落となっています。これは、先週の下落幅が唯一小さかったもので、2週合計の下落幅は、上から3.6%,3.5%,3.6%と綺麗にそろいました。
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l_e_new_340 今週の主なリリース

3日 平成29年12月期の運用状況の予想の修正(日本プライムリアルティ投資法人)
http://www.jpr-reit.co.jp/ir/news/uploads/170703-ce4e44b33a.pdf

3日 自己投資口の取得状況に関するお知らせ(インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人)
http://www.invesco-reit.co.jp/file/news-04667142c74c67076825bdc2d536865c72f2a407.pdf

4日 投資法人債の発行に関するお知らせ(アドバンス・レジデンス投資法人)
http://www.adr-reit.com/src/2017/07/ed26e638d2b88e38f8a2286eb4ab7fa0.pdf

6日 ポートフォリオ稼働率速報値(2017 年6 月末時点)のお知らせ(KDXレジデンス西新)(いちごオフィスリート投資法人)
https://www.ichigo-office.co.jp/module/_newsPdfReit/503/IchigoOffice_20170706_Occupancy_JPN.pdf

7日 投資法人債の発行及び借入金の期限前弁済に関するお知らせ(ラサールロジポート投資法人)
http://lasalle-logiport.com/file/news-9ebc53c53af58572abe22b647caa783c35d64986.pdf

今週の決算発表

12日(水)アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)第11期決算発表
14日(金)ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)第27期決算発表、阪急リート投資法人(8977)第24期決算発表

s512_f_business_28_0 来週の主なスケジュール

来週のリートに関する主なスケジュールは、13日(木)に5月三鬼商事オフィスマーケット統計が発表される予定です。

今週は、東証リート指数が年初来安値をさらに更新し、終値ベースでは、28年1月以来の水準となってきました。

今週は以下のような記事も出ておりますが、現在上場されている7本どのETFも東証リート指数に連動するように運用され、日本ビルファンド投資法人(8953)の構成比7.43%を筆頭に、ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)7.07%、野村不動産マスターファンド投資法人(3262)5.67%という形で、設定されていますので、記事でいう「あまねく組み入れられている」のあまねくは、文字通り「あまねく」であることに留意ください。

同じ構成比率で、という意味ではありません。官製相場第2幕というのは、いささかどうなのかというところもあるように思えますが。


それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。

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