Real Estate Investment Trust
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週末の東証リート指数は、連日の上昇からさすがに前場から下落の展開。一時1960.96まで下落し、大幅反落かと思われましたが、後場に盛り返すところが最近の強さを物語っていました。9日続伸。

全体としては、上昇銘柄19、下落銘柄28、変わらず2となりました。

個別銘柄では、SIA不動産投資法人(3290)-3.69%でしたが、ここ最近理由なき上昇幅がありましたので。ほかにも1%を超える上昇や下落と、割りに出入り大味な相場だったようです。

長期金利終値、0・235%に下落 6営業日連続で過去最低(産経ニュース) http://www.sankei.com/economy/news/150116/ecn1501160025-n1.html

 16日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(337回債、表面利率0・3%)の利回りが一時0・225%と、取引時間中として過去最低を更新した。終値は前日比0・010%低い0・235%で、6営業日連続で過去最低だった。

スイスの中央銀行が突然政策を転換した影響などで、為替相場が円高となって東京株が大幅下落するなど金融市場が動揺したため、比較的安全な国債が買われて利回りが下がった。(2015.01.016 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、東証リート指数の今週末終値は、1990.45となりました。先週末終値が1940.00でしたから、50ポイントほどの大幅上昇となりました。

今週の最安値は、週初場中につけた1933.80、最高値は、週末場中につけた1997.53でした。週初から終値ベースでの4日続伸です。

以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。

オフィス 1811.64(1%)→1886.54(4.1%)→1944.49(3.0%)
商業物流 2441.81(△0.9%)→2494.76(2.1%)→2551.59(2.2%)
住宅   2662.22(1.4%)→2722.19(2.2%)→2777.36(2.0%)
全体   1882.12(0.8%)→1940.00(3.0%)→1990.45(2.6%)

不動産株 1642.22(2%)→1551.99(△5.4%)→1541.26(△0.6%)

東証リート指数は、年初からの猛烈なスターダッシュを切っており、わずか2週間で100ポイント以上も上昇している状況であります。各種別指数とも終値ベースで今週も堅調な値動きが続いていますが、週末は一時大きく下落するなど値幅の広い相場にもなっています。

特に、今までけん引役となってきました住宅系リートは、一時2743.32まで下落していますので、もし後場もこのまま下落が続いていたら、どこまでいっていたのか、と思わせるほどでした。そろそろ、高いところで怖くなり始めた雰囲気が出てきたといったところかと思いますが、個人的には、引き続き長期金利も低下が続いていますので、そのあたりも見ながら、慎重に流れている感じなのだと理解しています。

Jリートと10年国債との利回り差の推移です。リート指数が上昇し、利回りが大きく低下しました。10年国債の利回りも低下していますが、今週も引き続きリートの利回り低下が大きかったですから、両者のスプレッドは縮小しています。

2015年01月17日時点    先週  今週
リート予想分配金利回り  2.96%→2.89%
国債10年物最長期利回り  0.28%→0.235%
スプレッド        2.68%→2.655%

来週のJリートに関する主なスケジュールですが、01月20日(火)首都圏新規マンション発売(前年比)-12月、21日(水)・22日(木)日銀会合、21日(水)米住宅着工件数(前月比)-12月、22日(木)米住宅価格指数(前月比)-11月、23日(金)米中古住宅販売件数(前月比)-12月です。

さて、オフィス市場の明るい情報も引き続き出ています。

東京オフィス市場の成約ペースに勢い、Cushman & Wakefield(ケンプラッツ)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/plus/20150116/689090/20150115cw1.pdf

2014年第4四半期(10月~12月)の東京オフィス賃貸市場では、成約ペースが前期から勢いを増してきた。再び賃料の上昇基調となり、緩やかに貸し手優位の市場に移行している。グレードA市場では、空室率が2.3%に低下し、月・坪あたり賃料は2万8000円に上昇した。全グレードでも空室率が0.6ポイント低下し、賃料に上昇圧力をかけている。(2015.01.15 ケンプラッツ)

そして、世界の不動産投資額がリーマン前の9割に戻ったというニュースもあります。

世界投資額がリーマンショック前の9割の水準まで回復、JLL(ケンプラッツ)
http://www.joneslanglasalle.co.jp/japan/ja-jp/news/154/GCF-2014Q4-flash

2014年の世界商業用不動産投資額は、速報ベースで前年比+18%の7000億ドルと5年連続で増加し、リーマンショック前の2007年に対して9割の水準まで回復した。2014年第4四半期(10月~12月)の投資額は前年同期比+4%、前期比+28%の2180億円となっている。日本に関しては、2014年通年が前年比+7%の438億ドル(円建てでは同+18%の4兆6900億円)、同年第4四半期が前年同期比+32%の152億円(円建てでは同+52%の1兆7400億円)。2015年の世界投資額は7300億ドル~7500億ドルと予測している。(2015.01.15 ケンプラッツ)

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。

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