本日の東証リート指数は、前場弱めで1878.45まで売られましたが、後場になるとジワリ上昇、引け際に加速。前日比+6.15。
全体としては、上昇銘柄39、下落銘柄13、変わらず2となりました。個別銘柄では、主要銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)は-0.45%。野村不動産マスターファンド投資法人(3264)の+2.04%や大和ハウスリート投資法人(3263)が+2.22%と合併関連が強い。
東証リート指数 1895.71(前日比+6.15) +0.33%
日経平均 17,234.98(前日比+166.96) +0.98%
TOPIX 1,379.80(前日比+13.79) +1.01%
31日(月)4月新設住宅着工戸数(前年同月比) 前年比9.0%増の8万2398戸
31日(火)米3月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
3日(金)米雇用統計
なし
長期金利
国債先物は前日比変わらず、長期金利は横ばい-0.120%(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N18S25T
現物市場は超長期ゾーンを中心にしっかり。月末を迎えて、年金勢などからインデックス長期化に伴う買いを観測。30年超長期国債利回りは一時前日比2.5bp低い0.290%と5月10日以来の水準に低下した。10年最長期国債利回り(長期金利)は同横ばいのマイナス0.120%で推移。(2016.05.31 ロイター)
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。
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さて、本日は、物流系リートに関するニュースです。
東京圏の物流施設は過去最高の供給でも空室率低下、一五不動産情報サービス(ケンプラッツ)
http://www.ichigo-re.co.jp/1739/2016年4月時点の物流施設市況は、東京圏の空室率が前期(2016年1月時点)比-0.4ポイントの4.6%と低下した。13棟の竣工に既存施設の増築なども加わり、新規供給は73万m2と2四半期連続で過去最高を更新したが、新規需要がこれを上回る74万2000m2に達している。坪あたり募集賃料は同+2.0%の4000円。2014年7月以降4000円前後で推移している。関西圏は、新規供給と新規需要はいずれも4万3000m2となり、空室率が同±0.0ポイントの1.4%となった。坪あたり募集賃料は同-1.2%の3390円と3四半期連続で低下している。(2016.5.30 ケンプラッツ)
東京圏の物流施設は好調とのことですが、Jリートの物流各社はどんなところに物件を保有しているのでしょうか。以下は、いわゆる物流施設特化型リートが関東圏に物流を持っている取得資産の取得価格比率です。
日本ロジスティクスファンド投資法人(8967) 78.4%
GLP投資法人(3281) 63%
日本プロロジスリート投資法人(3283) 55.1%
ラサールロジポート投資法人(3466) 100%
日本プロロジスリート投資法人(3283)なんかは、関東圏比率は50%ちょっとと低めです。関西圏の比率が35%くらいあります。
新参者のラサールロジポート投資法人(3466)は、除くとして、老舗の日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)はさすがの80%近くですね。
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