Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きこそ値を維持していましたが、前場から後場にかけて下落し続ける展開となりました。日経平均と同じ動きとなり、主体性のない形です。

本日の売買代金は、およそ18,319百万円でした。値上がり銘柄3、値下がり銘柄40、変わらず1銘柄となっています。

オフィス系リート全体の売買金額は増えておりますが、野村不動産オフィスファンド投資法人(8959)が30億円の売買とともに-2.80%の下落となっていますので、その分を控除すると昨日よりも減少していることになります

また、商業物流系リート全体の売買も同じく増えていますが、日本リテールファンド投資法人(8953)が同じように30億円近くの売買とともに-2.63%の下落となっています

国債先物が反発で引け、長期金利は0.600%に低下(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0LI2J320140213

現物市場は長期・超長期ゾーンを中心にしっかり。海外勢に加えて、超長期ゾーンに生保の買いを観測。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同0.5bp低い0.600%に低下した。(2014.02.13 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日は、個人的な理由であまり時間がございませんので、Jリート関係のお読みものを紹介して終わりたいと思います。

分配金の安定性を確認するための5つの視点(j-reit.jp)
http://j-reit.jp/download/report_column_20140212.pdf

現在、上場44 社のうち24 社が、合併時に生じた「負ののれん」や「課税の特例措置」を活用して不動産譲渡益の一部を繰り延べし、内部留保を積み上げている。内部留保があれば、上記の①から④の理由で利益が減少したとしても、内部留保を取り崩して分配金を維持することができる。(2014.02.13 j-reit.jp)

5つの視点ということもあるのですが、個人的には、負のれんがあるリートというのは、やはり分配金の安定性といった意味では、大変大きな武器を持っていると言えると思っています。また、中には物件入れ替えや取得を進める中で、負のれんに頼らず、巡航の分配金を出すことのできるレベルにまで持ってこれたリートも何社かありますので、分配金という意味では、非常に優位立っているものと思われます。

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