Real Estate Investment Trust
8jLdwLg6TLKIQfJcZgDb_Freedom_5
 

しばらくの間、休刊をさせていただきましたが、本日よりまた粛々とJreitに関する日々の情報を提供させていただきます。

本日の東証リート指数は、寄り付き上昇で1900をつけた後は、10ポイント程度のレンジで上下となる展開。後場にはやや下がりで、前日比-6.46。

全体としては、上昇銘柄14、下落銘柄32、変わらず7となりました。個別銘柄では、主要銘柄の日本ビルファンド投資法人(8951)-0.86%と下落。いちごホテルリート投資法人(3463)+3.14%を除く銘柄は、指数なりの上下幅が多数でした。

東証リート指数 1898.93(前日比-6.46) -0.34%
日経平均 15,751.13(前日比-70.39) -0.44%
TOPIX 1,279.79(前日比-7.90) -7.90%

長期金利終値、マイナス幅拡大(産経ニュース)
http://www.sankei.com/economy/news/160411/ecn1604110016-n1.html

 週明け11日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(342回債、表面利率0.1%)の終値利回りが前週末より0.005%低いマイナス0.090%だった。
午前中は取引が成立しなかったが、日経平均株価(225種)の下落を受けて安全資産とされる国債が買われ、利回りのマイナス幅が拡大した。(2016.4.11 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

===================================================

さて、先週の情報ですが、三鬼商事からオフィスビル統計が発表されています。

都心オフィス空室率が2カ月連続で上昇、三鬼商事(ケンプラッツ)
http://www.e-miki.com/market/download/sikyo/F1604_TO.pdf

2016年3月時点の都心5区オフィス空室率は前年同月比(YoY)-0.96ポイント、前月比(MoM)+0.30ポイントの4.34%と2カ月連続でMoMプラスとなった。(中略)坪あたり募集賃料はYoY+4.52%、MoM+0.39%の1万7973円。新築ビルはYoY+11.40%、MoM+4.40%の2万9142円、既存ビルはYoY+4.64%、MoM+0.36%の1万7730円だ。(2016.4.7 ケンプラッツ)

昨今はずっと低下を続けてきた都心オフィスの空室状況でしたが、2か月連続で空室率が前月に比べて上昇しているとのことです。ただ、既存ビルの空室率については、低下しており、新規ビルの3月に竣工した大規模ビル3棟を含む6棟の一部で募集面積が残っているということで、ここの部分が大幅寄与しているようです。

上記のことから、この時点でオフィス市況が反転したか否かというところではないようで、新規ビルが着実に埋まっていき、これらの空室が順次解消することを引き続き確認していくということかと思われます。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。