Real Estate Investment Trust
a0002_001041
 

本日の東証リート指数は、大発会でしたが、休み中の海外市場と大納会での大幅上昇が重しとなり、寄り付きから大納会の半戻し下げに迫る勢いでスタート。ただし、その後の盛り返しは予想以上で、前日比3ポイント程度の下落です

本日の売買代金は、およそ26,170百万円でした。値上がり銘柄16、値下がり銘柄26、変わらず2銘柄となっています。大納会では、400億円超の盛り上がりとなりましたが、大発会は静かな始まりとなりました。

個別銘柄では、旗艦銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)が、まずまずの売買水準。オフィス系、商業物流系、住宅系とどの種別とも売買代金はしぼんでいます。

長期金利終値、0.725%に下げて始まる(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140106/fnc14010618220009-n1.htm

 年明け6日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(332回債、表面利率0.6%)の利回りが、休日前の前年12月30日の終値より0.015%低い0.725%だった。
日経平均株価の大幅下落を受け、日本国債を買う動きが優勢となり、利回りが下がった。(2014.01.06 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

===================================================

本日の東証リート指数は、前場にて下落となりましたが、後場にかけて切り返し、終わってみれば前日比3ポイント程度のところまで戻すという底堅い展開となりました。

出来高は大納会から大幅減少でった一方で、値動きは底堅かったということで、利益確定が進んだものの、それ以上の売り手が不在であったことが伺えたように思えます。

また、指数別に見てみますと、オフィス系及び商業物流系はそれぞれ小幅下落となっていますが、住宅系は、唯一1875.22から1883.35へと上昇しています。つまり、住宅系リートの指数は、大納会よりも本日の方が高かったわけです。

もちろん、中心銘柄であるアドバンスレジデンス投資法人(3269)の寄与度が高いのですが、これが安定した分配金を目的としたNISA買いである可能性も否定できないものと考えます。

NISAで「4%超の高利回り」を狙うなら不動産の賃料を受け取るJリートを選べ!(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/46699

不動産で運用し賃料収入を配当として受け取れるのがJリート(上場不動産投信)。平均で約4%の利回りと、インフレに強い性格から高い人気を誇っている。東京オリンピックの開催に向けて不動産の活性化の期待も加わり、この先当面はJリートに追い風が吹くと見られている。(中略)景気に左右されず賃料が安定しているのが「住宅系リート」や「物流施設系リート」。(2013.12.28)

本日、+1.23%の上昇となったアドバンスレジデンス投資法人(3269)は、今月が権利月ですから、NISAにおいては、いち早く無税での分配金を得ることができるといった観点もあります。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。