Real Estate Investment Trust
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大発会の東証リート指数は、大納会に続き、一時1900の大台に乗ってきました。引け際の下落で終値での1900台乗せとはなりませんでしたが、1898.15にて終了。

全体としては、上昇銘柄21、下落銘柄28、変わらず0となりました。

個別銘柄では、最近強かった住宅系リートの雄であるアドバンス・レジデンス投資法人(3269)-1.87%と下落となっていますが、全体的に上下大きくブレた銘柄はありませんでした

国債先物は続伸、長期金利変わらず0.320%(ロイター) http://www.nikkei.com/article/DGKKZO81554130V00C15A1ENI000/

現物債は超長期・長期ゾーンがさえない展開。長期ゾーンは翌日に入札を控えているため、調整地合いとなる場面があった。超長期ゾーンは反動による微調整との見方が出ていた。日銀は前回分から買い入れ総額を減額して国債買入をオファーしたが、事前想定通りの内容だったため、相場への影響はみられなかった。オペ結果は残存25年超がしっかりだったが、同1年以下は甘めになった。
長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比10銭高の147円89銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.320%(2015.1.05 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、大発会の本日は、一時1900を超えてそのまま引けるかとの流れもありましたが、大納会と同様、終値での1900超えとはなりませんでした。ただ、大きく超えて、大きく戻されたということでもなく、じわじわと来ている感ではあります。

一部年内に1950超えもあるのではという声が聞こえてきました。

REIT 指数、年内に1950乗せも(日経新聞)http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0U327T20141219

2015年も不動産投資信託(REIT)価格は上昇基調が続きそうだ。14年は長期金利などと比べた分配金利回りの高さが人気につながったが、今後は収益成長に関心が向かうだろう。東証REIT指数は15年中に1950に上昇する場面もありそうだ。(中略) 金利の低さと比べると国内投資家にはREITの分配金利回りは依然魅力だろう。ただ、利回り水準は主要な海外REITを下回っており、利回りに着目した買いは勢いが弱まるとみられる。時価総額を純資産で割ったNAV倍率は平均約1.6倍で、不動産市況が過熱していた06年当時の1.4倍を上回る。割安感は乏しい。(2015.1.5 日経新聞)

ただ、昨今のリート相場の上昇を目の当たりにしてきたところとしましては、年内に1950ということは、あと50ポイント程度の上昇しかないか、と見る方もいらっしゃることかと思います。それくらい現在ある材料はおりこんできたということかと思いますが、長期金利があり得ないくらい0%に近づくとか、オフィス系リートの分配金が想定よりも上昇するとか、外国人投資家らが恣意的に値をつり上げに来るとか、何らかの材料が出てくると話は変わってくるのかもしれません。

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