Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、引け際30分に尽きる相場となりました。14:30まではズルズルと下げ続けましたが、14:30から小龍のごとく、立ち上っていき、前日比10ポイントまで。

また、本日の売買代金は、17,266百万円程度でした。最近にしては高水準に積み上がりました。住宅系はそうでもないのですが、オフィス系と商業物流の商いが活発だったおかげです。

特に、昔からあるいわゆる主要な銘柄、例えば、日本ビルファンド投資法人(8951)、ジャパンリアルエステイト投資法人(8953)、日本プライムリアルティ投資法人(8955)、野村不動産オフィスファンド投資法人(8959)、ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)、日本リテールファンド投資法人(8960)が出来高を伴って上昇しています。

上記の銘柄たちは、銘柄コードをご覧いただければ、比較的近い時期に上昇した古株たちと感じることができます。どの銘柄もおおむね14:30頃から買い上げられております。また、。日本プロロジスリート投資法人(3283)は比較的新興ですが、こちらも例外的な感じで同じように上がっています。

長期金利終値、0・720%に上昇(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130830/fnc13083016260017-n1.htm

 30日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0・8%)の終値利回りが前日より0・015%高い0・720%だった。
東京株の下落を受けて国債が買われる場面があったが、午後に入って利益確定の売りが優勢となり、利回りが上がった。(2013.08.30産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

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さて、今週末のJリート指数終値は、1299.64となりました。先週末終値が1312.72でありましたから、週あたり13ポイントほどの下落です。権利落ち日もありましたので、切り返しを期待するのは難しかったかもしれません。

なにせ、Jリート指数は、8月に入ってから週ベースで見ると、ずっと下落し続けています。7月26日にわずかですが、前終末を上回った以来のことです。

今週の最安値は、8月28日の場中につけた1277.67となりまして、6月26日以来の水準となりました。今週はついに1200台に突入したわけです。

思い起こせば、6月も安かったのですが、6月13日につけた1246.14が最安値となっております。さらに遡ると、このあたりの水準というのは、2月末にさくさくと登って通過したところでもあります。

REIT、8月の日銀買い入れゼロ 残高見通しにらみ慎重姿勢か(日経新聞)
http://www.nikkei.com/markets/features/26.aspx?g=DGXNASFL300N0_30082013000000

日銀は8月、不動産投資信託(REIT)を買い入れなかった。月間の買い入れ額がゼロだったのは、昨年12月以来8カ月ぶり。4月4日に「異次元緩和」を導入してからは初めて。(2013.08.30日経新聞)

もう忘れかけていますが、日銀の買い入れ枠はまだなくなったと日銀が言ったわけではなく、いざとなればということにはなっているはずと思われます。

とは言いましても、いつまで経っても日銀頼みの相場では、つまりませんので、8月に日銀がJリートに手を出さなかったのは、個人的にはポジティブに捉えたいところであります。

今週は、MIDリート投資法人(3227)あたりは、相変わらずガタガタしておりますが、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)の意外に良いニュースもリリースされていますね。

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。

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