Real Estate Investment Trust
a0002_004143
 

本日の東証リート指数は、先週から続いている流れのまま、寄り付きから低く始まり、その後は底堅く推移するという展開でした。また、引け際に一気に差し替えすという流れもそのままでした。

日銀の買い入れも3億円ありました。

本日の売買代金は、およそ15,641百万円でした(日本リート投資法人を除く。)。値上がり銘柄20、値下がり銘柄23、変わらず2銘柄となっています。

種別では、オフィス系は久々の低商いとなりました。上場したばかりの日本リート投資法人を加えても90億円ほどの水準です。また、商業物流系と住宅系も減少傾向にあります。

長期金利低下0・615%(sankeibiz) http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140428/eca1404281157008-n1.htm

 週明け28日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(333回債、表面利率0・6%)の利回りが前週末終値比0・005%低い0・615%となった。
ウクライナ情勢の緊迫化や日経平均株価の下落を受けて投資家のリスクを回避する姿勢が強まり、国債が買われた。(2014.04.28 sankeibiz)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

===================================================

本日は、久々にヘルスケアリートの話題です。

国内最大級1000億円の介護・医療REIT 新生銀など (日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC27005_X20C14A4NN1000/

 介護・医療施設に運用対象を限った国内最大級の不動産投資信託(REIT)が動き出す。新生銀行や不動産ファンド運用のケネディクスなど6社は資産規模1千億円のREITを年内メドに立ち上げ、早期上場を目指す。取得する物件は70程度。社会保障分野に投資マネーが流入するかを占う動きになりそうだ。
28日にREITの運用会社設立を発表する。資本金は2億円で、長谷工コーポレーション、三菱UFJ信託銀行、LIXILグループ、損害保険ジャパンも出資する。(2014.04.28 日経新聞朝刊)

記事を読み間違えていなければ、新生銀行とケネディクスが組んでの上場となるようです。新生銀行には、リートの運用経験がないということで、ケネディクスの経験を借りるということでしょうか。また、ほかにも長谷工などのもろもろの面々も加わるようです。

もともと新生銀行もケネディクスもヘルスケアリートを上場させるとの報道はすでに出ていたのですが、それぞれが別々に動いていると思っていました。これらが組むことで、1000億という国内最大級のヘルスケアリートということになるようです。

他にも大和証券グループ200億~300億円、三井住友銀行らが200億円規模のリート上場を予定していると言われております。

なお、昨日以下のような記事も出ており、たたき台で止まっていたガイドラインの策定も進むようです。

介護施設REITのガイドライン策定へ、国交省の有識者会議が始動(官庁通信社)
http://www.joint-kaigo.com/social/pg584.html

国土交通省は25日、介護施設などの土地や建物を対象にした不動産投資信託「ヘルスケアリート」について、ガイドラインの策定に向けて有識者会議で検討を始めた。会合では、投資先の施設に認知症グループホームを加えることを確認した。(20134.04.27 官庁通信社)

あっさりと書いてありますが、認知症グループホームも対象に含まれる予定のようです。

今年から来年にかけては、ヘルスケアリートの上場に湧くことになりそうです。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。