Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから値を伸ばし、1500ポイントを超えてきましたが、そこまで。前日比ほぼ変わらずです。

本日の売買代金は、およそ24,043百万円でした。値上がり銘柄14、値下がり銘柄26、変わらず5銘柄となっています。

種別では、オフィス系の商いが伸長。久々に日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)といった大型オフィス銘柄での売り買いが活発でした。

国債先物は2カ月ぶり高値、長期金利0.6%割れ(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0NT22520140507

現物市場は10年など長期ゾーンを中心に買いを観測。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低い0.595%と4月21日以来約半月ぶりの水準に低下した。(2014.05.07 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、情報としては、連休前に出ておりましたので、ご存知かと思いますが、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(3298)が、6月5日東証へ上場となります。

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人が6月5日東証上場へ(japan-reit.com)
http://www.japan-reit.com/topic/2014/1936

本投資法人の投資対象は、大都市圏の大規模オフィスビル。上場時のポートフォリオは、「恵比寿プライムスクエア」等のオフィスビル5棟、取得額は計786億円。ポートフォリオ平均NOI利回りは5.3%。上場時に投資口411,000口を発行し、調達額は411億円を見込む。ブックビルディングは5月21日~5月27日。主幹事証券会社はSMBC日興証券と野村證券。発行価格決定日は5月28日。(2014.05.01 japan-reit.com)

資産運用会社は、まさに外資系で「インベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィック・インク」であります。

沿革
1999年 前身のエイアイジー・グローバル・リアルエステート・インベストメント・ジャパン・コーポレーション設立
2006年 AIGグローバル・リアルエステート・アジア・パシフィック・インクに名称変更
2011年 インベスコ・グローバル・リアルエステート・アジアパシフィック・インクに名称変更

2011年にAIGからインベスコグループに売却されております。

米AIG、アジア不動産事業をインベスコに売却へ=関係筋(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnTK878245020101109

リーマン時の経験則からすれば、大不況となれば、こういった外資系スポンサーリートは、銀行からの融資不安ということで、真っ先に投資口価格を下げることになると思われますが、今しばらくはそのようなことはないです。

上場時の運用資産は、恵比寿プライムスクェア、晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ、CSタワー・CSタワーアネックス、クイーンズスクエア横浜、名古屋プライムセントラルタワーということで、取得価格ベースで786億4,900万円とのこと。

なお、東証の開示資料は、以下です。
http://www.tse.or.jp/rules/reit/b7gje60000005xy9-att/3298_a.pdf

http://www.tse.or.jp/rules/reit/b7gje60000005xy9-att/3298_b.pdf

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