Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから上下激しく動いたあとは、日中じり上がりで前日比プラスの6ポイント。

本日の売買代金は、およそ14,663百万円でした。値上がり銘柄33、値下がり銘柄10、変わらず0銘柄となっています。目を疑う低売買ですが、週末の雇用統計前に動き難いというのは、株式市場全般に言えることなので、やむを得ないでしょう。

個別銘柄では、旗艦銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8951)ともにそうですが、売る人も少なくなっている一方で、買う人もそんなにはいないといった感じです。

japan-reit.comからの大量保有情報です。
産業ファンド投資法人(3249) 三井住友信託銀行株式会社など

国債先物は反落、長期金利0.610%に上昇(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0LB1PA20140206

現物債は、午前の取引で長期や20年ゾーンを中心に軟調。入札絡みの持ち高調整目的の売りが出た。午後の取引では入札後に利回りに上昇圧力がかかったが、30年債で1.6%まで利回りが上昇すると、最終投資家からの押し目買いが入った。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.5bp上昇の0.610%。(2014.02.06 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、明日ヒューリックリート投資法人(3295)が上場されるわけですが、話題としてはすでに終了であります。本日は、今年、定期的に情報が流れてくるであろう、いわゆるヘルスケアリートについて、取り上げたいと思います。

bloombergによると、三井住友銀行は、メガバンク初となるヘルスケア特化型のJ-REIT(不動産投資信託)を2015年3月をめどに上場させる方針とのことですが、以前より上場予定との報道は出ておりましたところ、2015年3月という具体的な時期が出てまいりました。

三井住友:メガ初のヘルスケアリート、来年3月上場へ-高齢施設促す(bloomberg)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N0GKRJ6JTSEM01.html

ファイナンシャル・ソリューション営業部の大石薫朗グループ長が、ブルームバーグの取材に答えた。運用対象となる高齢者向け施設・住宅の資産規模は当初200億円の予定で、うち半分ほどに取得のめどがついているという。賃貸収入を原資として、投資家に配当する。(中略)不動産証券化協会の調べでは、同投資法人の老人ホームのNOI利回り(費用を除いた賃貸収入を取得予定価格で割って算出)の平均は5.9%と、オフィス(4.6%)や商業施設(5.5%)を上回る収益性が見込まれている。(2014.02.06 bloomberg)

三井住友銀行の営業部の人が取材に答えたということであれば、そういったスケジュールで進めているのでしょうが、意外と早くないか、というのが感想です。もう来月ですし。

以前、国が5月か6月あたりを目標にガイドラインを策定するとの情報が回っていましたが、そのガイドラインは待たなくてもよいのでしょうか。そのあたりは個人的にペンディングですが、いよいよ現実味を帯びてきているということは間違いなさそうです。

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