Real Estate Investment Trust
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上記の情報は以前より出ておりましたが、予定よりも少し遅れての上場となりました。

ホテル特化型REITを16年度に上場/ホテルマーケットの活性化に貢献/森トラスト(建設ニュース)
https://www.constnews.com/?p=17004

森トラストは18日、ホテルに特化して投資する不動産投資信託(REIT)を設立し、東京証券取引所に2016年度中に上場することを目指すと発表した。ホテルの運営を手がける森トラスト・ホテルズ&リゾーツと共同で、資産運用会社「Realアセットマネジメント」を8月20日に設立していた。(27.11.18 建設ニュース)

詳細は、東証ホームページをご覧ください。仮条件決定日を1月20日とし、2月7日に上場予定です。
http://www.jpx.co.jp/equities/products/reits/issues/detail/nlsgeu00000271ce-att/3478_a.pdf

旗艦物件として、5つ星ホテルである「シャングリ・ラ ホテル 東京」が入っているようです。スイートルームで1泊18万の部屋もあります。

なお、森トラスト(株)と森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)がスポンサーとなっています。森トラストは、森トラスト総合リート投資法人(8961)のスポンサーでもあります。ちなみに、森ヒルズリート投資法人(3234)のスポンサーである森ビルとは、異なる会社です。もともと森トラストは、森ビルの子会社だったのですが、兄弟喧嘩によって分裂したといわれています。

いずれにしましても、森トラストや森ビルといえども、リーマンショック級の混乱時には、スポンサー不安ということで、売りたたかれておりましたので、万事安心というわけにはいきません。

また、東証ホームページに掲載されている報告書によると、固定賃料と変動賃料を併用していくとありますから、業績が景気に左右されやすい銘柄ということになります。少なくともオリンピックまでのホテル需要が旺盛な期間までは、この賃料体系が優勢に働く可能性はあります。

こうしたホテル系リートは、2013年からオリンピック銘柄として、上昇が期待され、個人的にも最も美味しかった銘柄となったものです。

Jリート(REIT)、五輪効果で3カ月半ぶり高値水準。

ジャパンホテルリート(8985)が全銘柄唯一となる年初来高値を更新中。

とはいいましても、これは2013年の話で、2016年は、ホテル稼働率が頭打ちということで、絶好調とは言い難い展開にはなっています。ですが、オリンピックイヤーが近づくにつれて、また同じようにテーマ化する可能性を秘めていると思います。

一方では、ホテル系リートは、景気敏感株といえますから、景気後退期には注意が必要から、こうしたことは常に念頭に置きながら考えましょう。

ホテル専門系リートのちょっとした歴史と激しい株価の変遷

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