Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、久々に見た気がしますが、日中ほぼ右肩上がりの上昇相場となりました。前日比およそ23ポイント。

本日の売買代金は、およそ29,446百万円でした。値上がり銘柄40、値下がり銘柄3、変わらず1銘柄となっています。久々に値上がり銘柄数が40に乗せました。

個別銘柄では、日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)が昨日に引き続き続伸しております。ある程度上昇済みであるヒューリックリート投資法人(3295)には連日の修正が入っています。

本日は、数日前から出ておりましたそろそろ感からキタ感へと移行したような相場の雰囲気になりました。明日もこのあとに続く者たちがいれば続伸となり、いなければ反落となることは書かなくても良いことでしょうが、書いてしまいました。

長期金利終値、0・625%で変わらず(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140327/fnc14032717060008-n1.htm

 27日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(333回債、表面利率0・6%)の終値利回りが前日と変わらずの0・625%だった。
朝方は東京株の下落を背景に買われ、利回りが低下。その後は株価が持ち直したこともあって押し戻され、方向感に欠ける展開となった。(2014.03.27 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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Jリート市場は宝の山

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(2014/3/24 23:00時点)

さて、本日も伊山氏著の「Jリート市場は宝の山」について、感想です。先日も書きましたが、220ページ中で60ページ超が伊山氏の思考法に関する記述であったわけですが、このあたり、リーマン後の特にニューシティレジデンス破綻の頃におけるJリート投資にとっては、非常に重要な思考法であったことになります。

つまり、ニューシティレジデンス破綻の頃におけるJリート投資の環境というのは、常識的な思考を欠いていた状況であったと言えるからであります。当時は、多くの投資家がニューシティレジデンスの次に破綻する投資法人探しをしていたような相場の雰囲気でありましたから、Jリート銘柄について、至るところである意味常識的ではない値の付く場面が散見されておりました。

一例ですが、その当時私が購入した日本リテールファンド投資法人(8953)の買値は、1投資口あたり59,769円でありますが、現在202,800円をつけています。また、積水ハウス・SI投資法人(8973)は、当時親がジョイントコーポレーションでありまして、現在は分割されていますが、1投資口あたり16万が50万以上になっているのですから、その当時の投げ売りの激しさが伝わるかと思います。

以上のように、「Jリート市場は宝の山」の第2章では、この市場のミステイクを常識的に判断した結果、Jリートへの投資が確実に利益を生み出すものであるとの認識の上に立っていたわけであります。

また、そのミステイクという点での判断を下すにあたり、ニューシティレジデンス破綻をどう捉えるのか、というところも非常に重要な事柄であったわけですが、氏は第3章でそれはニューシティレジデンス特有の原因があったとふれております。

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