Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、下落して寄り付きましたが、前場上昇し続け、後場ヨコヨコでしたが、終値+9.10で引けました。

本日の売買代金は、14,595百万円でした。昨日よりも売買が活発だったかといえば、比較してそうだったとも言えますが、日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)がひどく低商いであった昨日と比べて、本日はちょっと戻ったということの積み増しの影響です。

日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)の2銘柄の売買代金前日比増分を差っ引いてしまうと、昨日よりも静かな相場であったということになります。

個別銘柄では、先々週末に増資をリリースした東急リアルエステート投資法人(8957)が先週の週初よりもさらに大商いである1,694百万円でした。引け際にまとまった売りが出たようです。

あとは、星野リゾート・リート投資法人(3287)が上場来の低商いでしたし、他にも最近の半分か半分以下の商いであった銘柄が続出しています。

また、日本国債長期10年債も続落しています。
長期金利低下0.790%(産経ニュース)http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130805/fnc13080509530001-n1.htm

 週明け5日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0.8%)の利回りが、前週末終値より0.015%低い0.790%で始まった。
前週末の米長期金利が低下した流れを引き継ぎ、朝方から国債を買う動きが強まって利回りは下がった。(2013.08.05産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、本日は週初ですので、リートで運用される投資信託を取り上げたいと思います。今回は、SBIアセットが運用を開始した「グローバル・リート・トリプル・プレミアム・ファンド(毎月分配型)」です。

名称がなんとも言えないのですが、ここまでなんだか魅力的な単語が並ぶと、儲かりそうな気もしてしまうのですが、逆に引いてしまう方もいらっしゃるでしょう。

グローバルということで海外リートを取り扱うものであり、トリプルということは、何らか3気筒のエンジンを積んでいるということなんでしょうが、しかもプレミアムなんですねえ。野村アセットもちょっと前にこんな名前の投資信託を設定していたような気がします。

謳い文句は、4つのインカムを持っているということになっています。

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_fund&cat1=fund&cat2=none&dir=info&file=comment/fund_comment_130607.html

1.グローバル・リートETFの配当利回り
2.グローバル・リート・カバードコール戦略
3.通貨・カバードコール戦略
4.為替取引・プレミアム戦略

以上の4つでインカムを得るとのことですが、これはよっぽど投資に詳しい方でないと、意味が分からないと思います。かくいう自分も?ですから、投資するかと言われれば、分からないものに投資して良いのだろうかと考えてしまいますが。

ただ、投資というものは、分からないもので、分からないけど投資してみたらやけに儲かったということもあり得るわけですが、それはまさに運ということになります。

信託報酬は、年1.197%で、購入申込金額にいたっては3.15%(税込)かかります。ちなみに、本日付けの基準価格は、9,741円で7月の配当が210円出ていますから、まさに今のところタコ配当となっています。

これは、まだまだ今後の基準価格の推移を見ていく必要があると思います。4つもインカム戦略を持っているのに、タコ配当ではなんともなりませんし、プラス購入申込金と信託報酬分は投資効果がなければなりません。

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