Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きで一気に100ポイントのGUで華々しく打ち上げ花火を上げて1700超えを達成し、1650へ戻った以降は、山アリ谷アリしながらもほぼヨコヨコで終えました。寄り付きに尽きる相場となりましたね。
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、昨日、積水ハウス・SI 投資法人(8973)が公募増資と物件取得を発表しました。平成25 年9 月期の分配金は、10,500ということで、平成25 年3 月期の10,430から70円増加となります。

ただ、70円くらいの分配金増は、金利の低下でも達成できる数字に思えますので、今回の物件取得がどのくらい寄与しているのだろうと首を傾げる感じでしょうか。まあ、この法人は、愚直に分配金を上げ続ける運営能力はあると思いますし、気になるほどではありませんが。

それよりも興味があったのは、今回取得する物件がすべて「エスティメゾン」シリーズということです。これは、以前のリリースで「本投資法人が積水ハウスグループ以外から取得した高品質な都市型賃貸マンション」には、「エスティメゾン」という名前を付けるとしています。
http://shsi-reit.co.jp/site/file/tmp-sU5qs.pdf

取得先は、合同会社AQUA1となっていますが、「エスティメゾン」で検索すると、ジョイントプロパティという会社が出てくるのですが、この会社の株主はジョイントコーポレーションなんですね。まだ存続していたんですね。

ご存知の方は多いと思いますが、この投資法人の以前の「親」です。ジョイントコーポレーションから積水に移ったという経緯があります。何か関係があるんでしょうか。

少し脱線しましたが、今回の増資はアリかナシかというか、まあ、そうですか、運営の規模は膨らみましたね、という感じでしょうか。今回の増資で分配金がどんと上がったという感じもしませんし。

本日、投資口価格は+20000くらいになっていますが、Jリート全体が上昇しているので、この増資が市場に評価されたのかどうかは分かりません。

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