本日の東証リート指数は、寄り付きから反発となり、一時1617.74を付けました。前日比+13.23で引け、1600を回復。
値上がり銘柄40、値下がり銘柄6、変わらず0銘柄となっています。
個別銘柄では、イオンリート投資法人(3292)が+2.90%、ケネディクス・オフィス投資法人(8972)が+2.19%の反発。
国債先物は反落、長期金利0.510%に上昇(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0QH28W20140811
現物債は中期以降のゾーンに利回り上昇圧力がかかった。高値警戒感からくる益出しが優勢になった。もっとも、良好な需給は維持されており、押し目には銀行勢とみられる押し目買いが観測されていた。日銀の国債買い入れオペで、残存5年超10年以下の結果はしっかりだった。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.510%に上昇。(2014.08.11 ロイター)
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さて、本日はGLPリート投資法人(3281)が公募増資をリリースしています。
新投資口発行及び投資口売出しに関するお知らせ(GLPリート投資法人)
http://www.japan-reit.com/kaiji/3281/2014/20140811031316.pdf
公募による新投資口発行に伴う増加投資口数 281,709 口
本件第三者割当に伴う増加投資口数 11,322 口
この増資により分配金が以下のとおりに修正されています。
平成27 年2 月期の運用状況の予想修正 2,140円→2,241円
平成27 年8 月期の運用状況の予想 2,168円
もともと、平成26年2月期の分配金が2,190円でしたので、続く分配金の上昇の流れが失われつつあったのですが、この増資により、平成27 年2 月期では、伸び続けることになりました。ただし、平成27 年8 月期は、2,168円ということで、ここを買うには、続く平成28年2 月期までの見極めが必要と思われます。
今回の公募増資による取得物件は、GLP 東京Ⅱが36,100百万円と大方のボリュームを占めるわけですが、4.6%の還元利回りで、GLPリートの全物件中、最も低い利回りとなります。物件価格も上がってきているのでしょうが、物件の取得先は、いわゆるグループ会社のようです。
ちなみに、GLPリート投資法人(3281)は、前回の増資でも、分配金の上昇傾向が明確に示されなかったと判断されたようで、リリース後に下落となっておりました。
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