Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、昨日の勢いのまま1900を回復して始まりました。その後は、売りが先行し、前日比-23.77の大幅反落。

全体としては、上昇銘柄2、下落銘柄38、変わらず1となりました。

個別銘柄では、旗艦銘柄である野村不動産レジデンシャル投資法人(3240)-2.64%、日本プライムリアルティ投資法人(8955)-3.37%など筆頭に、ほぼ全面安。

国債先物は続落で引け、長期金利0.325%に上昇(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/jptokyomarket/idJPL3N0WR2AH20150325

現物市場は長期ゾーンを中心に軟調。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同0.5bp低い0.300%に低下した後に反転し、0.325%まで上昇した。また、26日に2年債入札を控えている中期ゾーンもさえない動きとなった。(2015.03.26 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、明日は権利落ち日でありますから、日経平均と同様、軟調に終わった本日の相場でありましたが、長期金利も上昇していましたから、昨日の上げすぎ修正は自然でありました。

では、次に、つい先ほどの日経電子版に掲載されたニュースです。

原田日銀審議委員、金融政策「目標と期間両方厳密に考えるのは難しい」(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HR1_W5A320C1000000/

日銀が国債とともに購入している上場株式投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)は「ある程度制約はあると思っている」としつつ、「これ以上買えないということではない」と購入余地があるとの見解を示した。国債についても「量的緩和をすれば必ず買うことになる」と指摘。金融緩和で「景気が良くなり税収が増え、結果的に財政赤字を減らす」との見方も示した。(2015.03.26 日経新聞)

現在、Jリートにつきましては、日銀が年間約900億円に相当するペースで増加するよう買い入れを行っているところですが、今後の量的緩和は、あるとしても、まだまだ先という観測から、一服相場の一要因とも言われております。

上記の審議委員コメントで相場が変わるわけではなかろうかと思いますが、今回就任となった審議委員がリート買い入れの否定論者ではないということで、とりあえず通過ということでしょう。

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