Real Estate Investment Trust
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平成26年第1回目の更新です。明けましておめでとうございます。

本日は、年初ですから、今年以降に上場される予定のJリートにつきまして、報道ベースのものを振り返ってまとめておこうと思います。

ヒューリックリート
ヒューリックが14年までに上場 総合型リート組成へ 資産1000億規模でスタート(住宅新報)
http://www.jutaku-s.com/newsp/id/0000014584

13年末から14年を目途に上場とされており、先月の17日には、ヒューリックからオフィスビルや老人ホームなど14物件をヒューリックリート投資法人に譲渡するとのリリースがありました。

【売買】ヒューリックが14物件を837億円でREITに組み入れ(ケンプラッツ)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20131217/645069/

オフィスビルや商業施設、老人ホームも含む総合リートになるようです。

また、老人ホーム専門リートの上場がいくつも予定されています。このあたりの上場予定は、国における議論がまとまってからということになるでしょうから、そちらが万が一長引くようであれば、上場時期も後ズレということになるんでしょう。

新生銀行の老人ホーム専門リート
老人ホーム専門REIT、14年度にも上場 新生銀社長(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC0400X_U3A700C1EE8000/

 新生銀行の当麻茂樹社長は4日、介護付き老人ホームなどに専門に投資するヘルスケアREIT(不動産投資信託)を2014年度にも上場させる考えを明らかにした。新生銀を中心に運営会社を設立し、1千億円程度の資産規模で立ち上げる。実現すれば国内では初の専門REITになる。(2013.07.05日経新聞)

三井住友銀行等の老人ホーム専門リート
ヘルスケアREITの立ち上げに向けた資産保有会社の設立について(三井住友銀行)
http://www.smbc.co.jp/news/html/j200789/j200789_01.html

①     三井住友銀行
②     NECキャピタルソリューション株式会社
③     シップヘルスケアホールディングス株式会社
※資産規模200億円

三井住友銀行は、10月以下のようなレポートを出しており、意欲があるようです。

注目を集めるヘルスケアREIT(三井住友銀行)
http://www.smbc.co.jp/hojin/report/monthlyreviewtopics/pdf/2_05_CRSDMR1310.pdf

ケネディクスの老人ホーム専門リート
ケネディクス、ヘルスケア専門の不動産投信 来秋にも設立(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGD0402U_V01C13A0MM0000/
※資産規模200億~300億円

大和証券オフィス投資法人の老人ホーム専門リート
大和証券オフィス投資法人、ヘルスケア特化型のREIT組成へ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE9BO05C20131225

大和証券オフィス投資法人(8976)は25日、来年1月をめどにヘルスケア施設への投資運用に特化した上場投資信託(REIT)を組成するため、「日本ヘルスケア投資法人」を設立すると発表した。(2013.12.25ロイター)

現在のところ、報道されているものだけでも、すでに4つあるわけですから、来年は、予定通りに事が進めば、さらに上場話が浮上するなどで、老人ホーム専門リートの上場が相次ぐのかもしれません。

だいたい以上ですが、その他変わり種の思惑リートという点では、ゴルフ場リートだとか太陽光発電施設リートであります。どちらも非常に面白みのあるネタですから、個人的には実現していただくとリート市場も良い意味でも悪い意味もあるかもしれませんが、活性化されるのではないかと思います。

アコーディア「S‒REIT」浮上(factaオンライン)
http://facta.co.jp/article/201310010.html

太陽光発電施設REITが登場する可能性(all about)
http://allabout.co.jp/gm/gc/434323/

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