Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから1時間半ほどで足早に1414を付けると、そのまま高値付近を保ったまま引けました。

なお、本日の長期金利は、0.815%のままです。

長期金利終値、0・815%で変わらず(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130712/fnc13071216370012-n1.htm

 12日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0・8%)の終値利回りが前日と同じ0・815%だった。

最近の国債相場上昇を受けた高値警戒感を背景に、朝方に売りが先行した。午後に入ると連休を控えて様子見ムードが広がり、小動きとなった。(201.07.12産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、今週末のJリート指数終値は、1412.66となりました。先週末の終値が1395.76ですから、17ポイントほどの上昇となりましたが、場中先週末の終値を上回ったのは、実のところ今週で本日が初めてでした。

ちなみに、1412.66というのは、終値ベースで5月28日以来の高値です。また、売買代金も久々に30,000百万円弱レベルにまで達しています。

なお、本日は、星野リゾート・リート投資法人(3287)が上場となり、6,842,420 千円でした。投資口価格は589,000円となりました。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MPP6366KLVRH01.html

12日には日本版不動産投資信託(Jリート)を東京証券取引所に上場。公開価格51万円に対し、57万円の初値が付き、58.9万円で初日の取引を終えた。調達資金(約102億円)などを充て、リートの投資法人は星野リゾートから運用資産として旅館などを購入する。(2013.07.14 bloomberg)

同時に、平成26年4月期の分配金は12,444円とリリースされました。
http://file.reitdb.com//kaiji/3287/2013/20130712090565.pdf

やはりリートは分配金があってなんぼですから、この水準からみて割安なのか割高なのかを考えなければなりません。問題は、まだリリースされていない平成26年10月期の分配金額です。

単純に、平成26年4月期が平成26年10月期と同額の分配金が出ると仮定すると、年4.2%の利回りです。ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985)が4.38%の利回りとされていますから、なかなか同水準と現段階では評価されていることになります。ただ、平成26年10月期の前提となる分配金水準が平成26年4月期よりも低くなるのであれば、当然ですが、さらに利回りは低くなることになります。

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