Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、昨日に引き続き厳しい相場となりました。寄り付きと引けにかけて売り込まれ、前日比-27.52の大幅続落です。日経平均も420の大幅下落ですから、なんともならないところです。

値上がり銘柄0、値下がり銘柄45、変わらず1銘柄となっています。久々のほぼ全面安となりました。

個別銘柄では、スターツプロシード投資法人(8979)が唯一となるプラスマイナス0でしたが、日本賃貸住宅投資法人(8986)を筆頭に2%台の下落が目立ちました。

長期金利低下し0・520%(sankeibiz) http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141002/eca1410021705012-n1.htm

 2日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(335回債、表面利率0・5%)の終値利回りが前日より0・005%低い0・520%だった。
東京株が大幅下落した影響などで、朝方に国債買いが先行した。その後は当面の利益を確定する売りも出たため、利回りの低下幅が縮小した。(2014.10.02 sankeibiz)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日日経新聞の朝刊に掲載されていましたし、数日前からもネットベースでの報道がなされていましたが、ヘルスケアリートに関する情報です。

初のヘルスケアREIT 大和系、11月5日上場(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO77827660R01C14A0DTA000/

 東京証券取引所は1日、大和証券グループ本社傘下の大和リアル・エステート・アセット・マネジメントが運用するヘルスケア不動産投資信託(REIT)「日本ヘルスケア投資法人」の上場を承認したと発表した。上場予定日は11月5日で、有料老人ホームなどに投資するヘルスケアREITが上場するのは初めて。民間の資金を活用して高齢者施設を充実させる動きが広がりそうだ。(2014.10.01 日経新聞)

昨年からたびたび話題となってきたわけですが、ついに第1号が上場となります。確か三井住友銀行や新生銀行の方が先に動いていたような気もしますが、第1号は大和となるようです。

老人ホームというのは、これから確実に需要の拡大が継続する社会的インフラですし、その需要は景気に左右されにくいということで、ホテルリートやオフィス系リートとは、異なる傾向を持つ銘柄になりそうな気がします。

ただし、仮に利益至上主義のようなリートですと、本来ゆっりとした安全安心な住まいであるべき老人ホーム、ましてやそこで働く介護の方もキリキリしている、ということになりますと、なんのための老人ホームかということになろうかと思いますので、ゆとりのあるサービスと利益が両立されることを望みます。

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