Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、小安く始まりましたが、日中ジリジリと上昇し、一時1469ポイントを記録。前日比プラス9ポイント程度。

本日の売買代金は、およそ27,990百万円でした。値上がり銘柄33、値下がり銘柄11、変わらず0銘柄となっています。

個別銘柄では、昨日置いてけぼりをくらっておりました大型銘柄である日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)が反発となっております、昨日の下げを取り戻すところには至っておりません。昨日大幅高のヒューリックリート投資法人(3295)には修正が入っています。

昨日、一部銘柄によっては、そろそろ感からの足が出始めているのかもしれません、と書きましたが、本日はそれがさらに広がった形になっています。

長期金利終値、0・605%で変わらず(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140325/fnc14032517400013-n1.htm

 25日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(333回債、表面利率0・6%)の終値利回りが前日と同じ0・605%だった。
年度末が近づいて様子見気分が強く、終日小動き。持ち高調整の売りが出る場面もあったが、買い戻された。(2014.03.25 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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Jリート市場は宝の山

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昨日の続きです。本書は、2010年に出版されていますので、書かれている各銘柄の評価だったり、いろいろな経緯というのは、当然ながら2010年基準ですから、昨今の状況にそのまま当てはめることはできません。

ただ、本書で述べられているJリート投資に関する見解や考え方というのは、今に至っても共感できる部分が少なくありませんでしたし、有益であろうかと思います。

実は、本の題名は、「Jリート市場は宝の山」となっておりますが、最初の60ページ、つまり3分の1弱は、著者の投資や経済、はたまた社会に対する考えが述べられています。

第1章 知的条件
・常識的思考を失った「1億白痴化の時代」を迎えて
・多面的かつ立体的思考法
・巷に氾濫する「こうすれば儲かる」式の本はほとんどがウソ
・常識的思考法の具体例
・養老孟司氏の「バカの壁」は非常識

以上の小見出しを見ただけでは、Jリート投資本とは思われないでしょう。著者は、直接的には、あまり投資に結びつけて買いてはいませんが、物事を常識的に考えることが大切であると冒頭で述べてみえます。

ともすれば、投資においては、人の行かない道を行くことが投資で儲ける方法であり、それは非常識でもあると言われがちでもありますが、著者は、むしろ常識的な道を行けば確実に儲けることができる場合があると述べています。

つまり、多くの人が物事を常識的に考える力を失っている時に、常識的な判断をくだすことが王道であるということを言いたいのだと思います。

こういったことを述べるために著者は60ページを費やし、第2章から具体的なJリート投資の話に入っていかれています。

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