Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから右肩下がり。ほぼ日経平均と同じようなチャートで、前日比-16.44。

全体としては、上昇銘柄11、下落銘柄39、変わらず1となりました。個別銘柄では、主要銘柄の日本ビルファンド投資法人(8951)-0.36%。た星野リゾート・リート投資法人(3287)+3.22%と大幅続伸。公募増資リリース以来上昇継続。

東証リート指数 1677.97(前日比-16.44) -0.97%
日経平均 18,234.74(前日比-203.93) -1.11%
TOPIX 1,503.13(前日比-12.0) -0.79%

国債先物は続伸、長期金利変わらず0.320%(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/13/idJPL3N12D2HH20151013

現物債は超長期ゾーンの利回りに低下圧力がかかった。30年債利回りは4月28日以来の1.335%に低下した。20年債も堅調でキャリー益を意識した需要とみられている。もっとも、最終投資家の動きは鈍く、取引量は厚みを欠いた。日銀の国債買い入れオペは、無難な結果に収まった。また、9月の中国貿易統計や、9月の日銀金融政策決定会合の議事要旨への反応は限られた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.320%。(2015.10.13 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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毎週火曜日は、Jリート型の投資信託を見ていきたいと思います。

先月も取り上げましたが、9月分のレポートが出ておりましたので、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運営しているJ-REIT・リサーチ(毎月決算型)です。9月末時点では、純資産総額4,029.83億円ということで、国内リート型の投資信託のうちトップの規模となっています。

9月末の基準価格は、8,495 円となっており、前月末から+ 110 円でした。8月は一時8200台にまで下落しておりましたが、9月はそこそこ戻してきています。

その用途別組み入れ状況のトップ3を見てみますと、以下のとおりです。7月からの推移も見てみます。

総合型 61.08% → 56.60% → 52.47
住居特化型 20.63% → 25.64% → 27.57%
オフィス特化型 8.50% → 8.74% → 11.23%

総合型の割合が減少し続けています。一方で、住居特化型の割合が増やし、オフィス系リートも同様であります。なお、レポートには、「野村不動産マスターファンド投資法人、ユナイテッド・アーバン投資法人などを売却しました。」とあります。

トータルの売買実績は、約56億円ということで、日銀が同月52億円買い入れを行っていますので、同規模の買い入れをしていることになります。このことからも、1投資信託といえども、トップ級の資産総額を運用しているわけですから、無視できないところにはなっているものと思われます。

9月も引き続き、65円の分配金を支払いながら、基準価格も100円上げております。ポートフォリオ自体の予想配当利回りも3.60%程度ということですから、ほぼ165円に相当するキャピタルゲインが得られたということになりそうですが、東証リート指数は、足元で、1700の前あたりでうろうろしているところです。

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