Real Estate Investment Trust
a0002_011007
 

本日の東証リート指数は、寄り付きで1300を回復いた以降は、急落となり、寄り天井とはこのことかといった具合に、前場を通して下がり続けました。ただし、後場は、いくぶんか徐々に戻していますので、本日だけ見ていると、個人的には弱い相場といった感じはしていませんし、日経平均を横目に週末分の利益確定が進んだとの見方もできます。
また、長期金利は、0.880%に上昇しています。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130701/fnc13070117060016-n1.htm

なお、本日は日銀による買い入れが1億入っています。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit.pdf
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、本日は週初ですので、投資信託を取り上げたいと思います。

さる5月に運用を開始しておりますSBIの「EXE-i」シリーズでありますが、NISAを睨んだとも目されておりますだけに、ノーロード、低い信託報酬ということで、話題になっておりました。その中でリートに関係するものといえば、「EXE-iグローバルREITファンド」です。

EXE-iグローバルREITファンド」は、ノーロード、信託報酬が年0.5315%程度とされており、かのワールド・リート・オープン(毎月決算型)の信託報酬が1.6275%であることと比べると、本当に安く感じるわけであります。

この「EXE-iグローバルREITファンド」が今どうなっているかと申しますと、運用開始以来順調に下げ続けておりまして、6/20には8,279という安値をつけています。それもそのはず、運用開始が5月中旬以降であいますから、それ以来世界のリートは基本的に下げ続けておりますので、なんともタイミングが悪かったということです。

しかも、中でも結構下げている米国リートのETFである「バンガード REIT ETF」を全体の50%組み入れていることが痛いところですが、グローバルリートというからには、やはり市場規模からいいましても、米国リートをある程度組み入れるのは当然とも言えますから、これはひとえにタイミングということにはなります。

投資信託といえども、個別銘柄と同様で、なるべく基準価格が安い時に購入し、高い時に売却するということが基本でありますから、個別銘柄のように銘柄の当たり外れはないわけですが、どこの投資信託をいつ買うかというレベルの選眼が必要なのでしょうが、これもまた個別銘柄を選ぶのと同じくらい難しいことだなあと、個人的には思います。

ということは、できることとしては、ことグローバルリートに関しましては、日本以外のアメリカや欧州の情勢を確認しながら、投資・保有する必要があるわけですから、運用委託しているから楽、ということではないのでしょう。

スポンサーリンク

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。