本日の東証リート指数は、寄り付き直後の上昇で1331.09を記録したのが、高値となりました。その後は前場は下落、後場で戻すという最近よく見る形です。
また、最近はすっかり定例となりました、日銀の1億買いが入っています。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit.pdf
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
さて、本日はあっさりと反落となったわけですが、先週末に以下のとおり上昇したと報道されている割には、値を保った感があります。
REITが買い先行、日銀が購入拡大との報道(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPL3N0ET00720130617
にちにちの相場につきましては、ここまでにします。また、先週末に野村オフィスファンド(8959)がリリースしました、よく分からない増資により-12.37%の下落となっていますのと、いちご投資法人(8975)が負のれん銘柄としての着々とした決算については、後日ふれることにします。
本日は、月曜日ですので、投資信託を取り上げたいと思います。MHAM-J-REITインデックスファンド(毎月決算型)(愛称:ビルオーナー)です。
組み入れ個別銘柄ですが、日本ビルファンド(8951)12.2%、ジャパンリアルエステイト(8952)10.4%をそれぞれ1割以上ずつ、続いて日本リテールファンド(8953)、ユナイテッド・アーバン(8950)、アドバンス・レジデンス(3269)ということで、時価総額が大きな銘柄を充当に組み入れています。
このあたりは、先日取り上げました「三井住友TAM-SMT J-REITインデックス・オープン」と非常に似ておりますが、時価総額という点では、同じになってしまうのでしょうかね。異なる点といえば、毎月分配型であるというところであります。
個人的には、愛称ビルオーナーの割には、ちゃんと住宅や商業系も組み入れてヘッジしている感がありまして、この投資信託の愛称からして、もっとおもいきってビルにシフトしてしまった方が、存在意義がでるのではと思いました。
なお、5月末の基準価格9,419円は前月より-1,607円となっており、直近でも8,600円付近にまで下げ続けています。分配金は2012/03/15から毎月50円を継続しております。
信託報酬 (税込)/年 0.6825%は、「三井住友TAM-SMT J-REITインデックス・オープン」の0.42%よりも高くなっています。
ちなみに、ファンドの純資産額は、83,569百万円となっており、先日ふれました「新光J-REITオープン」の120,667百万円よりも小ぶりですが、三井住友TAM-SMT J-REITインデックス・オープン」の5,472百万円を凌駕しており、毎月分配型の人気を表しています。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする