Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付1330.27をつけて高いところから始まりました。日中前日値を下回らない展開となり、引け際に再び1330を超えてきましたが、キワのキワで落ち着き、前日比+6で留まっています。

値上がり銘柄27、値下がり銘柄14、変わらず0銘柄となっています。また、本日の売買代金は、13,157百万円程度でした。昨日よりも多少上乗せされただけで、引き続きイベントを前に様子見ということでしょう。

商業物流系は、2日連続で4,000百万乗せていますので、少し温まってきたかなあという印象です。今までの期待に比して、微妙な増資をリリースしたGLPリート投資法人(3281)-1.06%と本日も冴えませんでした。

個別銘柄では、大和ハウスリート(3263)+2.78%大和ハウス・レジデンシャル投資法人(8984)+1.96%ということでしたが、大和ハウス工業(1925)自体はさえない株価でしたので、材料があったのか、なかったのかです。

長期金利、変わらず0・770%(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130905/fnc13090517480014-n1.htm

5日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(330回債、表面利率0・8%)の終値利回りが前日と同じ0・770%だった。
朝方は売りが先行し、利回りが約1カ月ぶりの水準となる0・780%に上昇する場面もあった。日銀が金融政策維持を決定し、相場への影響は限定的だった。(2013.09.05 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

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さて、本日は先日9月3日に増資リリースをしたGLP投資法人(3281)を取り上げます。同法人の投資口価格は、リリース前の96,000から2日続落で、93,100となっています。

この増資によって、平成26年2月期の分配金は、2,162円から2,167円ということで、5円上げ。平成26年8月期は、2,066になるとされました。単純に分配金が上がる増資ではなく、規模が膨らんだ投資と理解されたことで、ここ2日の投資口価格は下落したように思えます。

そもそもGLP投資法人(3281)は、減価償却相当額も1口当たり利益超過 分配金として、分配するという、ある意味分配に力を入れているリートという認識で、それがおりこまれているわけですから、余計にあれまあとなったのではないでしょうか。

固都税計上による影響とのことですから、その先はまた上昇していくのだろうかとも思いますが、平成26年2月期が5円しか上がらなかったのは、素直に期待はずれだったのでしょう。少なくともサプライズはなかったという。

物流施設9棟、取得額は計560億円。これによりGLP投資法人(3281)の資産規模は25%増の2,773億円となります。

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