Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから10ポイントを超える下落となりました。本日はそのままヨコヨコとも思われましたが、14:00あたりからさらに10ポイント弱ほどの下落です。

また、本日の売買代金は、14,773百万円程度でした。8月9日以来の売買代金でそれなりに盛り上がったわけですが、投資口価格的には盛り下がっています。

寄り付きでボンと売られましたね。オフィス系と商業物流の大きいところ、住宅ではアドバンスレジデンス投資法人(3269)あたりです。お盆明け3日目の夜にようやく決裁がおりて、朝一でといった感じなのでしょうか。

住宅系とか小さいところとかは、寄り付きは無反応なところが多かったわけですが、14:00からの下落には、さすがに反応していますから、寄り付きの売りとは中身が異なるものと思われます。

なお、長期金利は、君もか、といった感じで上昇しています。

長期金利終値、0・745%に上昇(産経ニュース) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130820/k10013889001000.html

 22日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0・8%)の終値利回りが前日比0・015%高い0・745%となった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和を縮小するとの観測から国債が売られ、利回りが上がった。午後は東京株の動向をにらんだ取引となった。(2013.08.22 産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

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さて、森ヒルズリート投資法人(3234)が公募増資をリリースしています。リリースが19日でその翌日にドンと下落していますが、たぶん投資家心のトラウマ売りだったのではないでしょうか。

何度も書いてもしょうがないので、過去の毀損増資ぶりは以下の記事をご覧いただくとしまして、同じ日に公開された資料によると、第16期は10,700円の分配金となるようです。

[過去記事]
森ヒルズリート投資法人(3234)の第13期決算

引き続き、建て直しフェーズということで、分配金重視の方向で行くとのことですが、建て直しフェーズと自分で言っているところに痛さを感じるところではあります。

今回取得する資産は、引き続き六本木ヒルズ森タワーということで、スポンサー物件ということです。このまま星野リゾートリート化するのでしょうか。

現在の株価は546,000円ということで、20万円台をうろうろしていた頃をよく覚えているだけに、常々なんでここまで買われたのかなあと思っているリートの一つであります。とはいえ、リーマン前はそのくらいの水準だったので、戻ってきましたということでしょう。

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