Real Estate Investment Trust
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ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)は、ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社が運用会社です。ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社は、丸紅株式会社が大株主となっており、それなりの信頼感があります。ニューシティレジデンス投資法人(2008年破綻)の破綻時の売り込まれ方も商事系がスポンサーであるアドバンス・レジデンス投資法人(3269)と同様に中の中くらいでした。

ユナイテッド・アーバン投資法人は、オフィス、商業、ホテル、住居を投資対象とするまさに総合型のリートです。2010年12月に日本コマーシャル投資法人(NCI)を吸収合併し、投資口6分割となっています。その際の合併差益を活用して2,750円の分配金を継続しています。

アドバンス・レジデンス投資法人のところでもふれましたが、合併差益とは、いわゆる負のれんと言われるもので、これにより物件売却などで発生する売却損があっても、負のれんを取り崩すことで、分配金水準を下げることなく推移させることができます。これは、負のれんをもたないリートと比較して圧倒的に優位であります。物件の入れ替えを戦略的に行うことができるからです。

わたしも保有していますが、正直もっともっと購入しておけば良かったという銘柄となっています。アドバンス・レジデンス投資法人同様、安定してるが故に面白みという点はないですが、常に利回りがJリート平均を上回っているという、全体からするともっと評価されて良い銘柄だと思っています。

※以下、会社ホームページより

ポートフォリオ構築方針
投資対象用途:総合型(オフィス・住居・商業施設・ホテル)
目標用途比率:各用途の上限比率60%
投資対象地域:全国主要都市(首都圏中心)
目標地域比率  ▼首都圏   50%以上  ▼その他(地域毎)   33%上限
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