Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きこそ小高く始まりましたが、そこからジェットコースターのように急降下となっています。その後ヨコヨコで、引け際に買われてなんとかマイナス5ポイント水準。

本日の売買代金は、およそ23,369百万円でした。値上がり銘柄11、値下がり銘柄26、変わらず7銘柄となっています。売買は、昨日よりも微増となっていますが、前日比変わらずの銘柄が多い日となりました。

個別銘柄では、昨日公募増資をリリースしたジャパンエクセレント投資法人(8987)が出来高を伴って-2.82%と売られています。また、保有する神田錦町三丁目ビルディング100%退去をリリースしたトップリート投資法人(8982)-2.28%の下落です。

トップリート投資法人(8982)は、個人的も分配金が上向き傾向で機会があれば買いかもしれないと思い始めていたのですが、なかなかに受難が続きます。

なお、本日も、 日銀が3日連続の3億買い入れを行っています。 この日銀による下支え買い入れが続いていることは、そろそろ市場に評価されても良いような気もしてきましたが。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit.pdf

japan-reit.comからの、大量保有報告情報のメールです。
星野リゾート・リート投資法人(3287) 大和証券投資信託委託株式会社
日本賃貸住宅投資法人(8986) 株式会社 りそな銀行
東急リアル・エステート投資法人(8957)、フロンティア不動産投資法人(8964)、大和ハウスリート投資法人(3263)、イオンリート投資法人(3292)、日本アコモデーションファンド投資法人(3226)、 三井住友信託銀行株式会社、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社、日興アセットマネジメント株式会社
アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279) 野村證券株式会社、NOMURA INTERNATIONAL PLC、野村アセットマネジメント株式会社

長期金利終値、0・695%に低下(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140109/fnc14010917050011-n1.htm

 9日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(332回債、表面利率0・6%)の終値利回りが前日比0・005%低い0・695%だった。
朝方は国債の売りが先行したが、東京株が大幅続落すると買いに転じ、利回りが下がった。
東証10年国債先物の中心限月である3月きりは05銭高の143円78銭。(2014.01.09産経ニュース)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。

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さて、本日は、アドバンスレジデンス投資法人(3269)が公募増資をリリースしています。

新投資口の発行及び投資口の売出しに関するお知らせ(ADインベストメント・マネジメント株式会社)
http://file.reitdb.com/kaiji/3269/2014/20140109082333.pdf

一般募集に係る新投資口発行による増加投資口数 58,000 口
本件第三者割当に係る新投資口発行による増加投資口数 2,000 口

この増資で得た資金によりレジデンスを11件取得します。

資産の取得に関するお知らせ≪レジディア中目黒Ⅱ他10 物件≫
http://file.reitdb.com/kaiji/3269/2014/20140109082338.pdf

そして、注目の分配金ですが、予想としては横ばいの4,500円ということです。

2014 年7 月期(第8 期)の運用状況の予想の修正及び2015 年1 月期(第9 期)の運用状況の予想に関するお知らせ
http://file.reitdb.com/kaiji/3269/2014/20140109082337.pdf

2014 年7 月期 4,500円
2015 年1 月期 4,500円

ただし、こちらの投資法人は、予想こそ4,500円ですが、実績に応じて積みますことをしているので、100円弱程度上ブレも十分ありえることになります。

まいどまいどですが、アドバンスレジデンス投資法人(3269)は、いわゆる負のれん銘柄であります。過去に日本レジデンシャル投資法人という投資法人を合併という形で安くINしておりますから、その差額を分配金に積み増すこともできるわけです。

こういった負のれん銘柄は、物件を入れ替えながら、増やしながら、最低でも負のれんがなくなるまでに、実力で負のれん込みの分配金まで上げてこなければなりません。例えば、アドバンスレジデンス投資法人(3269)は、現在こそ負のれんを活用して分配金を4,500円水準まで積んでいますが、負のれんを使用せず、実力で4,500円の分配金を支払えるようになることがひとつの目標であります。

その意味では、今までの増資も、今回の増資も通るべき道でありまして、2015 年1 月期の1口あたり当期純利益が4,430円まで上がってきたことで、ほぼその目標を達成しかけているところまで、ようやくやってきたことになるわけです。

消費税率8%を吸収してのことですから、ちゃくちゃくと土台を固めているといった印象です。

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