株主優待とふるさと納税のどちらがお得かという記事をよく見ますが、あまり意味のない比較かなあと思ったりしています。https://t.co/cKhHGtVqRt
— tisan (@jreit_org) 2017年1月3日
最近また、株主優待VSふるさと納税という記事を目にしましたので、少し考えておきたいと思いました。
どっちがおトク?株主優待VSふるさと納税(エキサイトニュース)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161230/zuuonline_134330.html
こうした記事を見るたびに思うのが、その2つは異なるものだから、やれるなら両方やっておこうよ、と思う人が多いのではないでしょうか。また、単純に両方やれる金銭的余裕がないのであれば、リスクのないふるさと納税優先だし、ふるさと納税で控除される住民税がそもそも無税という場合は、株主優待投資をするほかない、ということかと思います。
これは言うまでもないことですが、株主優待は、株式投資ですから、株式自体の値も下がって損失がでますので、あくまでリスク商品であって、賛否両論ありますが、自治体に納税をするだけで、何かをもらえるのはリスク商品ではないし、ふるさと納税とは明らかに確実性が異なると思います。両者は、そもそも全く別物なので、あまり比較する意味がないようにも思えます。
ただ、こう言ってしまうと、株主優待で値上がり益を狙った方が資産が増えるので、投資を推奨すべし、という考え方もあろうかと思いますが、それはどこまで値上がりするかといったこともありますし、何もしないなら、ちゃんと勉強したうえで、株主優待で投資をおススメしますが、ふるさと納税をするというなら、まずはそちらを優先した方がよいよなあとも思ってしまうところですが。
といいつつも、最初に戻ってしまうのですが、やれるなら両方を勉強したうえでやって、投資による利益も得つつ、ふるさと納税による返礼品をもらうということと、一方で社会的には、投資で企業を応援し、ふるさと納税で地域を応援するということがよいのではないでしょうか。
どちらが、ではなく、どちらもがやっぱり正解かなあと思います。少なくとも、株主優待VSふるさと納税と考えるもんでもないですよね。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントする