Real Estate Investment Trust
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本日の東証リート指数は、寄り付きから前日比変わらず水準が続きましたが、後場になっていったん上を目指す動き。引け際に元に戻し、ほぼ変わらずとなりました。下に行くこともありませんでしたが、そんなに上にも行く感じは見られませんでしたね。

値上がり銘柄21、値下がり銘柄15、変わらず5銘柄となっています。また、本日の売買代金は、19,363百万円程度でした。5営業日連続での売買代金200億円超えとはなりませんでしたが、引き続きある程度の水準は維持されています。

種別で見てもどこかの種別が薄商いだとかいうこともなく、バランスよく売買がされています。しいていえば、先週末に久々の増資をリリースした日本ロジスティクスファンド投資法人(8967)の売買が急上昇していなければ、というのはあります。

また、個別銘柄では、オリンピックによる思惑一丁目一番地と考えていますトップリート投資法人(8982)が本日も+2.15%で、個人的にはその息の長さに意外感がありました。

国債先物が反発で引け、長期金利0.715%に低下(ロイター) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130913/fnc13091317180009-n1.htm

国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭高の143円65銭と反発して引けた。米量的緩和政策に懐疑的な姿勢をとっていたローレンス・サマーズ氏が次期FRB議長候補を辞退したことを受け、米緩和長期化の思惑が浮上。16日の米債が買われた流れを引き継いだ。日中は18日の20年債入札に向けた調整圧力で上値を重くする場面もあったが、日経平均が反落したことに加えて、下値で現物に買いが入ったのをきっかけに買い戻された。(2013.09.17 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

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さて、本日も微上昇となりましたJリート相場ですが、足元では誰が買っているのかというところがあります。先日取り上げました記事では、外国人投資家もJリートへの興味を示しているとの内容がありました。

主体別の売買動向では、外国人投資家と言われる人たちは、5月6月と売り越してきたわけですが、7月で同じくらい買い越して持ち高を戻しています。

続く、8月がどうなっているかと言いますと、213億円の売り越しとなっており、7月で買い戻した分のだいたい3分の2くらいを再び売っています。

http://www.tse.or.jp/market/data/sector/b7gje6000001k9ka-att/J_reit_m1308.pdf

なお、この8月は全体では、ほぼトントンだったわけですが、国内の個人投資家も売り越していますから、逆に買い越しているのは、投資信託と銀行ということです。特に銀行は110億円と投資信託よりも少しですが多く買っています。

このあたりの動向が9月でどうなっているかということですが、オリンピックだからといって銀行が買っているようにも考えにくいと思われますので、引き続きの投資信託とあとはどこかということになるのではないかと思います。

今までの流れからいいましても、国内の個人投資家が急に買いに転じるというのは、よほどの短期組がたくさんいないと、難しいかと考えます。

よって、よほど投資信託からの資金流入があったか、外国人投資家がやってきたかということでよさそうですね。

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