Real Estate Investment Trust
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ご存知のとおり、2020年東京でのオリンピックの開催が決定しました! Jリート相場がどうなる以前のこととして嬉しい限りですね。正直言いまして、自分自身このオリンピック誘致自体に何らの貢献もいたしておりませんし、失礼ながら多くの日本国民も同じことかと思いますが、その点謙虚にありがたいことと受け止めていきたいところであります

さて、Jリートブログといたしましては、本日の話題は、やはりオリンピックが東京に決まったことによる今後のJリート相場の行方に尽きるわけですが、オリンピックによる直接の恩恵があると思われるのは、とりあえずいわゆるあの銘柄となり、その他全体相場につきましては、以下のような観点になるのではないかと考えます。

オリンピック→場合により景気浮揚→地価上昇→Jリート相場全体(特にオフィス系)への効果

この点、投資顧問サイトのレポートではどう書かれていたかといいますと、以下のようです。

[J-REITの投資環境]期待される東京オリンピック開催!(みずほ投信投資顧問)
http://www.mizuho-am.co.jp/report/pdfview/type/report/id/1804

○不動産価値の上昇
インフラ投資の推進が行われることになれば、東京の都市としての利便性や魅力が向上し、不動産価値の上昇が期待されます。また、国際都市としてのイメージアップがなされれば、世界の都市における東京の相対的地位
の向上が期待され、海外企業からの投資促進が行われる可能性があります。
○経済効果に伴う好影響
オリンピックに関連した消費支出の増加や外国人観光客の増加によるホテル需要の増加などの経済効果に伴い、株式市場や不動産市場に好影響を与える可能性があります。
○REITの物件取得の拡大
都市再開発に伴い、不動産会社などが開発資金捻出のために物件を売却するという動きが出る可能性があります。J-REITにとってはそれらの優良物件を購入し収益力を高める機会を獲得できる可能性があります。

ここでは、過去のロンドン、シドニーの住宅価格指数の例をを取り上げて、開催決定から開催までの間に上昇している旨のデータが示されています。

とは言いましても、直接的な恩恵という意味では、やはり思わず赤太文字にしてしまった箇所というところではないかと考えています。どの銘柄のことを指しているかは、前々から当ブログをお読みいただいている方はお察しのことと思いますし、個人的にも最も投資比率が多い銘柄でありますので、銘柄名は書きません。

とにもかくにも、分配金への即効性という意味では、ピカのイチでありますし、少なくともその思惑は出てくるものと考えます。

そのほかのJリート銘柄も上がるとは思いますが、単にキャピタルゲインを狙うなら一般の不動産株や土地持ち株を購入するという方法もあります。

いずれにしましても、Jリート全体の相場に関しましては、現時点において、プラスであることは間違いありませんので、現ホルダーの皆さまはおめでとうございますですし、明けから参入される方は、できる限り安く入れるところを探すことになろうかと思われますが、まず一般株が物色される可能性は低くありませんので、Jリートに関しましても十分にチャンスはあるのではないでしょうか。

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