Real Estate Investment Trust
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不動産投資の情報サイトである「健美家」に登録された売り物件に関して、四半期ごとにレポートがまとめられています。今回は、10月から12月のレポートが公開されました。

ちなみに、「健美家」というのは、いわゆる現物不動産投資家の間では、メジャーな情報サイトで、簡単に言ってしまうと、売り物件を掲載し、買い手がそれを検索するといったサイトです。

https://www.kenbiya.com/img/press/pre2017-01-10.pdf

一棟アパートは、2016年若干落ち着いていたように思えておりましたが、登録の平均価格が直近6000万円超えということで、これはリーマンショック以降初のことだそうです。登録物件投資利回りは9.12%。

また、一棟マンション、これは主にRCマンションでしょうが、相変わらず価格も上昇し続けています。唯一区分マンションの価格だけは、2015年から横ばいもしくは低下となっていますが、登録物件投資利回りは少しずつではありますが、下がり続けています。

区分マンションの場合は、行くところまで行ったという感じですから、これ以上の価格上昇はないのかもしれません。7.83%の利回りといっても、そこからさらに管理費やら修繕積立費が控除されますから、利回りはもっと低いはずです。個人的には、7.83%で買うなら、あらかじめ転売を視野に入れないと厳しいと思います。

もしここからさらに一段上昇するとすれば、転売ありきモードの投資家がさらに増えたとかなんでしょう。

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相変わらず強気の現物不動産市場

これらは、あくまで「健美家」に登録された売り物件の統計ですから、成約価格ではないことに注意です。また、「健美家」に売り物件と登録されるのは、多くは中古物件と考えて良いと思います(一部なかなか売れない新築物件もありますが)。

ですから、年度末を意識しながら、ちょっと売れればいいな的なちょっと利益を盛った価格で、売りに出してみた一棟アパートやマンションが多かったという可能性もあります。

いずれにしても、この登録価格が売り主の強気姿勢と買い手の購入意欲の強さだとすれば、依然として不動産投資への過熱感に今のところ大きな変化は見られないことになりそうです。

ただ、昨年の終わりがけに新聞をにぎわした「金融庁のにらみで銀行が融資をしぼる」報道の影響が今年になって、本当に銀行の姿勢にあらわれてくるのであれば、融資がつかなければ、不動産が売れなくなり、価格は下がっていくことになろうかと思われますが、今後の銀行の動向はどうなるのでしょうか。

【マネー脳みそ】アパート融資に過熱警戒? 融資が閉じることの影響。

17年の現物不動産市場はどうなるのか

1月から3月といった年度末は、銀行も決算対策ということで、割と融資をつけたがる時期にはなります。一方で、今のところ都市部においては、一部多少利回りが高い物件も見かけるようになったという声も一部出ているようですが、相変わらず厳しい物件が多い、というのが引き続き現物不動産投資家の肌感覚なのではないでしょうか。

現物不動産投資を実際にやってみるにしろ、みないにしろ、こうした不動産マーケット市場を追うことは、リート投資においても、株式投資においても、無関係ではないなと思いますため、当ブログでも17年、引き続き追っていきたいと思います。

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